検索窓
今日:3 hit、昨日:2 hit、合計:85,318 hit

episode22 ページ24

Aside

目覚まし時計がなる前に目が開いた。

やっぱり少し緊張してるのかもしれない。

身支度をして、ご飯を作っていると、真冬くんが部屋から出てきた。

「おはよう」

と言うタイミングがかぶり、何だか照れくさくて2人で笑みを浮かべる。

真冬くんも身支度を整え、2人で朝ごはんを食べる。

今日のメニューはお豆腐の味噌汁、ご飯、ベーコンエッグ、納豆、味付き海苔。

バランスは取れてる、けど…今度漬物買ってこよう。何がいいかな…キューちゃんとかかな。

なんて考えながら2人で

「いただきます」

と挨拶してご飯を食べる。ニュースを見ながらあーだこーだ言ったりして、朝ごはんを食べ終わった。

「ごちそうさまでした」

と言った後に2人で出かける準備をする。

今日は、2人とも動きやすいズボンにスニーカー(真冬くんのはもともと履いてたやつ)だ。

何かあった時に動きづらいと困るし。

「それじゃ、行こっか」

「うん」

と言う彼の顔色はやっぱりちょっと青ざめているし、さっき手がぶつかったとき、指先が冷たかった。

やっぱり怖いだろう。私も正直言って怖い。相手の思考回路が理解できないからかな。

「大丈夫。真冬くんには指1本触れさせないから」

と笑いかけると、

「それ普通男の方が言うセリフじゃない?」

とちょっと笑ってくれて、ほっとした。

そのまま、話しながら交番まで歩く。

…なんか後ろから足音するな。こんなに想定通りに普通行く?

なんて思いながら私は振り返った。

episode23→←episode21


歌い手さん秘蔵映像

「タッピオカータッピオカー」ルンルン96猫さん


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (96 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
230人がお気に入り
設定タグ:歌い手 , まふまふ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

櫻子(プロフ) - haru2022さん» ありがとうございます!続編作ります! (2020年3月12日 7時) (レス) id: 4de55d417a (このIDを非表示/違反報告)
櫻子(プロフ) - 彩華 ぴあのさん» 続編作ります!読んで頂きありがとうございます! (2020年3月12日 7時) (レス) id: 4de55d417a (このIDを非表示/違反報告)
櫻子(プロフ) - あゃり。さん» ありがとうございます!ドキドキできる展開になっているか不安だったんですが、そうなっていたようで良かったです!続編作ります! (2020年3月12日 7時) (レス) id: 4de55d417a (このIDを非表示/違反報告)
櫻子(プロフ) - CIEL☆さん» ありがとうございます!楽しんで頂けて嬉しいです!続編作りますね! (2020年3月12日 7時) (レス) id: 4de55d417a (このIDを非表示/違反報告)
haru2022(プロフ) - とても面白かったので、ぜひ作ってもらいたいです! (2020年3月12日 7時) (レス) id: e5a455a51b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:櫻子 | 作者ホームページ:http://mmm:wako  
作成日時:2019年12月28日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。