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episode 1 ページ3

(まふまふside)

目を開けると、知らない天井が見えた。服も上だけ着替えさせられている。どう言うことだろう。誘拐?まさか。スマホは…とか考えていると、部屋の扉が開いて、女性が入ってきた。え、ひょっとしてリスナーさん…?

「あ、もう目が覚めてたんですね。起きる前に来ようかと…あ、それはそれで怖いか…?」

と首を傾げているので、

「えと、あなたは、その、誰ですか?そしてここはどこですか?」

と聞いた。ああくそコミュ障!

「あ、私は神代、と言います。ここは私の家です。昨日帰って来たら家の前で倒れてらっしゃったので…」

つまり、倒れてた僕の手当てをしてくれてたのか。誘拐とかめっちゃ失礼じゃん、僕。何考えてんの。

「あ、僕は相川、と言います。すいません、助けてもらって…」

「あ、いえいえ…あ、そうだ、熱を測っていただければ…」

「あ、はい」

体温計を脇にさして測る。すぐにピピピッと音がなったので見ると

「三十七度二部…」

「あ、よかった微熱ですね。あ、の、お仕事…とかは…」

なんで僕の仕事なんか知りたがるんだろう…

「休むのであれば、きちんと連絡した方が良いかと…スマホはそこのテーブルの上に…はい」

と、手渡してくれた。確かに連絡した方が良いよね。ああでも今僕のツイッター荒れてるから見たくないなぁ。そらるさんにLINEしとくか。

今日は一日家にいません。電話も取らないです。ごめんなさい。

今は7時。しばらく既読付かないだろうな、とか思ってたら案外すぐに既読が付いて、返事が返ってきた。

そらるさん了解。昨日からツイッターに浮上してないからリスナーが騒いでるけど、風邪でまふまふが寝込んでるって呟いとくから。

そらるさん、ほんとにすみません…でも、ツイッターを開きたくない…と思っていると、僕のお腹が鳴った。恥ずかしくて顔を赤くしていると、

「…あの、おかゆあるんですけど食べますか?」

と聞いてくれた。情けないけどお腹が空いているので

「すいません、お願いします…」

と言う。神代さんは

「分かりました。ちょっと待ってて下さいね」

と微笑んで部屋を出て行った。その笑顔に思わず胸が高鳴った。

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歌い手さん秘蔵映像

「タッピオカータッピオカー」ルンルン96猫さん


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櫻子(プロフ) - haru2022さん» ありがとうございます!続編作ります! (2020年3月12日 7時) (レス) id: 4de55d417a (このIDを非表示/違反報告)
櫻子(プロフ) - 彩華 ぴあのさん» 続編作ります!読んで頂きありがとうございます! (2020年3月12日 7時) (レス) id: 4de55d417a (このIDを非表示/違反報告)
櫻子(プロフ) - あゃり。さん» ありがとうございます!ドキドキできる展開になっているか不安だったんですが、そうなっていたようで良かったです!続編作ります! (2020年3月12日 7時) (レス) id: 4de55d417a (このIDを非表示/違反報告)
櫻子(プロフ) - CIEL☆さん» ありがとうございます!楽しんで頂けて嬉しいです!続編作りますね! (2020年3月12日 7時) (レス) id: 4de55d417a (このIDを非表示/違反報告)
haru2022(プロフ) - とても面白かったので、ぜひ作ってもらいたいです! (2020年3月12日 7時) (レス) id: e5a455a51b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:櫻子 | 作者ホームページ:http://mmm:wako  
作成日時:2019年12月28日 18時

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