ラズモフスキー第1番(ベートーヴェン) ページ32
次の日からシャンクスさんによる、物凄くしつこい勧誘が始まった。
「なぁ、俺たちの仲間になれよ！」
「シャンクスさん、何度も言ってますが私は海賊の仲間にはなりませんよ」
それに、私はそろそろ旅を続けたいのだ。
「シャンクスさんも、そろそろログたまりますよね？私に構わず、旅を続けてください」
「おぉ！そうだ。だからお前も一緒に行こう！！」
何故、そうなるんだ？
どうにかして欲しいとばかりにミホークさんに目線を送って見れば
「赤髪とは、こういう男だ。諦めろ！まぁ、俺は赤髪の船になど、お前が乗るのは反対だからこのまま頑張って否定し続けろ」
至って、他人事だ。
それに加えて、「俺はもう行く！A、また会おう。連絡しろ」そう言って船を出して、海へと出てしまった。
彼も大概、自由人だ。
あー、この唯我独尊的な所がシャンクスさんと仲良くできている理由の一つなのかもしれない。
「なぁ？なんで、お前そんなに俺らの仲間になるの嫌がるんだ？そんなにキライか？」
なんで、ここで急にそんなショゲたような顔見せるかなぁ....？
この人、自分の顔がいいの分かっててやってるのではないだろうか。
「はぁ〜」
「まぁ、そうため息をつくなA。お頭だって、お前の事が気になるんだ」
煙草の煙を吐き出しながら、こちらを見てシャンクスさんのフォローを入れるベックさんは大人だ。
「別にシャンクスさん達が嫌いな訳ではありません。むしろ、雰囲気もとても良いですし好感を持ってます」
「そうだろう！！だったら俺の船に乗ろうぜ」
急にシャンクスさんが私の前に出てきて、あのキラキラした目を向けてくる。
さっきまで、ショゲていた人とは思えないなぁ〜。
「ただ....前回、少し失敗しましたので同じ轍は踏まないようにしたいと思ってまして....」
苦笑いしながら、そう言えば
「前回って....なんかあったのか？」
「そんな深刻な内容ではないんですけどね....」
私は、白ひげ海賊団との事を話しはじめた。
ついでに本部に戻って早々、大将たちからお説教をもらった話しもするとしようか。
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奏(Kanade)(プロフ) - 天然水さん» ん？？ エースは白ひげですが、6章の時点ではエースはまだ、白ひげに入っていない時期設定にしてますよ^ ^8章くらいでようやくエースは、白ひげに加入してますので、そこら辺まで読み進めていただけると嬉しいです(*^^*) (2022年7月27日 20時) (
レス) id: 04bd4eadaf (このIDを非表示/違反報告)
天然水 - エースは白ひげ海賊団ですよ (2022年7月27日 19時) (レス) @page15 id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)
なこ(プロフ) - 本当にすいません、ありがとうございます！ (2019年1月4日 23時) (レス) id: 2200da3900 (このIDを非表示/違反報告)
Kanade(プロフ) - なこさん» いえいえ、こちらこそ配慮が足りずにすみません。7章フラグを外しまして、R話は引っ越ししましたので、見られるようになっていると思います。もし、見ていて何かありましたら、いつでもご指摘くださいね(^^) (2019年1月4日 3時) (レス) id: 30b1d9cda3 (このIDを非表示/違反報告)
なこ(プロフ) - Kanadeさん» そんなご丁寧にすいません…その優しさが嬉しいです！本当にすいません (2019年1月3日 21時) (レス) id: 2200da3900 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：奏 | 作成日時：2018年4月21日 22時
