海の歌 (ヴォーン・ウィリアムズ) ページ28
「さぁ、飲め飲め！！」
何故かシャンクスさんにエラく気に入られた私は、彼らの海賊船に招待され、現在「宴だぁー！！」ともてなされている。
もちろん、ミホークさんも一緒だ。
あっ！さっきの海兵たちは、私が本部に連絡を入れ、海軍とはいかなるものかを叩き込むように言っておいた。
あの大佐の元で苦渋を強いられてきた少尉が、とても常識人だった為、大佐達を託し現在に至っている。
「お前、お頭見ても赤髪だって気がつかなかったんだってなぁ〜！政府関係者だってのに！！」
ヤソップさんがお酒を片手に楽しそうな顔をして聞いてきた。
「はい。面目ないです。なんとなく知っているような気はしたのですが....それに、手配書の写真よりシャンクスさん本人の方がずっと男前で気がつかなかったんですよー」
カラン
私がそう言った瞬間、シャンクスさんが手に持っていたお酒を落とし、惚けた顔をしながらこちらを見ている。
「お頭！何だよ、そのマジな反応！！ヒャハハハ〜！！」
「男にも認められる良い男なんて、流石じゃねえか」
「うるせぇーぞ！！お前ら！！！」
賑やかだ。
この船の宴は白ひげ海賊団の人たちとは、また違った盛り上がりを見せている。
見ているだけで、私もつられて笑ってしまう。
クスクスと笑っていれば、ミホークさんと目が合う。
なんだろう？
ミホークさん、いつもより少しだけ不機嫌....。
確かにシャンクスさんに此処に連れて来られてきた時から、「面倒だ」と言ってはいたが決して不機嫌ではなかったはず....。
では、何故？
「....お前は、自分の言葉の破壊力を少しは自覚した方がいい」
「それってどういう意味ですか？」
「俺は....赤髪の様な事をお前に言われた事はない」
赤髪みたいな事.....？
「男前」って所だろうか。
そうか！
シャンクスさんとミホークさんは互いに認め合うライバルらしい。
と、言うことは片方だけが褒められているとついライバル心が出てくる！そういう訳かぁ！！
「ミホークさんはイケメンですよ」
「....イケメン？」
「私の国の言葉です。とってもカッコいい男性の事を言うんです」
そう聞くと、少し満足したような顔をして「少し眠る」と言ったかと思えば、私の膝の上に頭をのせて目を閉じた。
....ちょっと可愛いかも。
そう思いながら寝ているミホークさんを見ていれば、「あの鷹の目が....」と驚いたように口をあんぐり開けている赤髪さん達がいた。
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奏(Kanade)(プロフ) - 天然水さん» ん？？ エースは白ひげですが、6章の時点ではエースはまだ、白ひげに入っていない時期設定にしてますよ^ ^8章くらいでようやくエースは、白ひげに加入してますので、そこら辺まで読み進めていただけると嬉しいです(*^^*) (2022年7月27日 20時) (
レス) id: 04bd4eadaf (このIDを非表示/違反報告)
天然水 - エースは白ひげ海賊団ですよ (2022年7月27日 19時) (レス) @page15 id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)
なこ(プロフ) - 本当にすいません、ありがとうございます！ (2019年1月4日 23時) (レス) id: 2200da3900 (このIDを非表示/違反報告)
Kanade(プロフ) - なこさん» いえいえ、こちらこそ配慮が足りずにすみません。7章フラグを外しまして、R話は引っ越ししましたので、見られるようになっていると思います。もし、見ていて何かありましたら、いつでもご指摘くださいね(^^) (2019年1月4日 3時) (レス) id: 30b1d9cda3 (このIDを非表示/違反報告)
なこ(プロフ) - Kanadeさん» そんなご丁寧にすいません…その優しさが嬉しいです！本当にすいません (2019年1月3日 21時) (レス) id: 2200da3900 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：奏 | 作成日時：2018年4月21日 22時
