パロディ的な四楽章 (深井史郎) ページ26
その後はテンプレのように「下手に出てればいい気になりおって！！」と、海軍の皆さんで総攻撃を仕掛けてきたので、意識を飛ばさない程度に返討ちにしておいた。
「さて、皆さんの事は海軍の本部の方に報告させていただきます。後は本部の指示に従ってくださいね」
「ふん！誰が貴様のような一般人の言葉など信じるものか！！海軍に楯突いたとして、逆にお前を指名手配してやる！！」
負け犬の遠吠え
暖簾に腕押し
彼らには何を言っても無駄なのだろうか。
「その心配はいりません。本部には知り合いも多くいますので、私が言って疑われることはないだろう。というくらいの信頼度はあるはずです。自分で言うのもなんですが....」
いや本当に自分で何言ってんだかね。
自分の発言に苦笑いすらしてしまう。
「！でっ、でまかせを言いおって....」
「出まかせではない！」
反論するのも面倒だ。そう思っていれば、コツコツと靴音を響かせて、1人の男性がやってきた。
「....ミホークさん」「鷹の目！？」
私がミホークさんの名前を呟くのと、後ろの方から海賊であろう彼らの口からミホークさんの二つ名が出たのは同時だった。
海賊の彼らはミホークさんの知り合い？
あっ、でもミホークさん七武海で有名だから知っていて当然かぁ。
「ソイツの言っていることは、本当だ。コイツは本部で大将や中将たちの補佐として働いている。そんな奴に手を出そうとしたんだ。お前ら....覚悟はしておいた方が良いだろう」
ミホークさんは、海兵たちを軽く睨んでから私の前まで来てピタリと足を止める。
「出る時は声をかけろと言ったはずだ！A」
そういえば、言ってたなぁ。
そんな事。
「すみません。うっかりしてました」
ミホークさんに向かって笑顔を向ければ、「全く....」とため息をつかれる。
「それにしても....お前は何かと厄介毎に巻き込まれるなぁ」
？
自分でも、ここ最近そう思ったりしているがミホークさんの目線の先は海軍ではないのだ。
そう、あの海賊たちの方を向いていた。
なんで....あっちの方を見てるんだろう？やっぱり知り合い？？
私も、ミホークさんの目線の先を辿れば、目をキラキラさせながら面白そうな笑顔で私たちを見ている１人の男性とパチリと目が合った。
パロディ的な四楽章 (深井史郎)〜2〜→←最初のワルプルギスの夜(メンデルスゾーン)〜3〜
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 448人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
奏(Kanade)(プロフ) - 天然水さん» ん？？ エースは白ひげですが、6章の時点ではエースはまだ、白ひげに入っていない時期設定にしてますよ^ ^8章くらいでようやくエースは、白ひげに加入してますので、そこら辺まで読み進めていただけると嬉しいです(*^^*) (2022年7月27日 20時) (
レス) id: 04bd4eadaf (このIDを非表示/違反報告)
天然水 - エースは白ひげ海賊団ですよ (2022年7月27日 19時) (レス) @page15 id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)
なこ(プロフ) - 本当にすいません、ありがとうございます！ (2019年1月4日 23時) (レス) id: 2200da3900 (このIDを非表示/違反報告)
Kanade(プロフ) - なこさん» いえいえ、こちらこそ配慮が足りずにすみません。7章フラグを外しまして、R話は引っ越ししましたので、見られるようになっていると思います。もし、見ていて何かありましたら、いつでもご指摘くださいね(^^) (2019年1月4日 3時) (レス) id: 30b1d9cda3 (このIDを非表示/違反報告)
なこ(プロフ) - Kanadeさん» そんなご丁寧にすいません…その優しさが嬉しいです！本当にすいません (2019年1月3日 21時) (レス) id: 2200da3900 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：奏 | 作成日時：2018年4月21日 22時
