剣と王冠 (グレグソン) ページ18
会議の準備も滞りなく済み、七武海会議は今回もなかなかの参加率だ。
会議の部屋まで案内する時には、ヴェルゴさんが付き添ってくれた。
もうある程度、私の実力は知っているのだから「1人でも大丈夫ですよ」と言ったのだが、主にクザンさんの強い反対により聞き入れてはもらえなかった。
心配してくれるのは、嬉しいんだけどねぇ〜。
時々、過保護すぎやしないか？と思ってしまう。
そして、ある程度の人数が揃いはじめた頃に会議室は騒然としはじめた。
「お前....何をやっている！やめないか！！」
「すみません！中将殿！でも僕の意思ではないんです。体が勝手に....」
クザンさん付きのいつもの若い海兵くんが、急にドーベルマンさんに向かって剣を抜いて襲いかかり、それを必死に止めようとドーベルマンさんは剣を構えている。
だが、仲間の海兵を傷つける訳にはいかない為、ドーベルマンさんは防戦一方。
同じように様子を伺っているヴェルゴさん。今現在、この状況を止めてくれそうな大将たちやセンゴクさん、おつるさんはまだ此処に不在。
私が事の原因であろう「彼」を睨めば、面白そうにニヤニヤした笑みを返される。
他の七武海の人たちも特に気にする様子もなく、見ているだけだ。
まぁ、彼らにとっては海軍は所詮、友好条約を結んでいたって目の上のたんこぶみたいなものだろうから、この反応には些か納得はできる....。
全く！！
私の方に糸を飛ばして遊んでくれていた前回の方がまだマシだ。
私が避けていればいいのだから。
なのに、今回は一般海兵に糸を飛ばして操るなんて！
しかも！私がいつも助けられている若い海兵くんを操るなんて....許せないじゃない！！
私自身、珍しくピリッとした空気を出しながら、その場にあった書類の束に覇気を纏わせ、一瞬で若い海兵くんの糸を切った。
(書類たち....ごめんよ)
会議の資料をこのように使うのは申し訳ないが、今は仕方がない。
「.....ドフラミンゴさん、やめてください！」
剣と王冠 (グレグソン)〜2〜→←261.妙なる調和 (プッチーニ)
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奏(Kanade)(プロフ) - 天然水さん» ん？？ エースは白ひげですが、6章の時点ではエースはまだ、白ひげに入っていない時期設定にしてますよ^ ^8章くらいでようやくエースは、白ひげに加入してますので、そこら辺まで読み進めていただけると嬉しいです(*^^*) (2022年7月27日 20時) (
レス) id: 04bd4eadaf (このIDを非表示/違反報告)
天然水 - エースは白ひげ海賊団ですよ (2022年7月27日 19時) (レス) @page15 id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)
なこ(プロフ) - 本当にすいません、ありがとうございます！ (2019年1月4日 23時) (レス) id: 2200da3900 (このIDを非表示/違反報告)
Kanade(プロフ) - なこさん» いえいえ、こちらこそ配慮が足りずにすみません。7章フラグを外しまして、R話は引っ越ししましたので、見られるようになっていると思います。もし、見ていて何かありましたら、いつでもご指摘くださいね(^^) (2019年1月4日 3時) (レス) id: 30b1d9cda3 (このIDを非表示/違反報告)
なこ(プロフ) - Kanadeさん» そんなご丁寧にすいません…その優しさが嬉しいです！本当にすいません (2019年1月3日 21時) (レス) id: 2200da3900 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：奏 | 作成日時：2018年4月21日 22時
