258.揚眉吐気 ページ13
他の隊長たちの助けは、とてもじゃないが得られそうにない。
そうだよね⋯⋯
この二人の最強タッグは誰しも恐れおののくよね。
「おい⋯⋯、どういう事だ？」
「イゾウさん！ あの、特に何かあった訳では⋯⋯未遂でした⋯⋯その、え〜とっ⋯⋯」
「A⋯⋯お前、前から思ってたが少し自分ってもんを分かった方がいいよい。それともおれが分からせてやろうかい？」
「マ、マルコさん！？」
むっ、無言の圧力がぁ〜！！！！
「フッフッフッフッ⋯⋯。
A、教えてやれよ〜、俺たちの関係を」
「ドフラミンゴさん！ なんでこの状況で、そういう誤解を招くような事をいうんですかぁ！！」
何故、茶化す！ なぜ、火に油を注ぐ！！
しかも、さりげなく覇気を飛ばしながら、マルコさんとイゾウさんの事、威嚇してるし。
私はどうにかしてこの状況を止めたいのだが、解決策が見出せないでいた。
でも、
「人の船で何やってんだぁ〜？ 若造がぁ〜」
彼の登場により、一気に沈静化していく。
「マルコ、イゾウ⋯⋯ったく、冷静になりやがれ！ お前ららしくもねぇ〜！！ おめぇ〜もだ⋯⋯天夜叉。まさか、ここでおれ達にケンカを売るほど馬鹿じゃねぇ〜だろ？」
白ひげさんの言葉により、ドフラミンゴさんは覇気をおさめ、マルコさんイゾウさんは落ち着きを取り戻しはじめた。
「おい、七武海！！ 勘違いしてんじゃねぇ〜ぞ！ お前とAの関係性なんかどーでもいーんだよ。ただしなぁ！ 俺の大事な娘にむやみ輩に手出すんじゃね〜ぞ！！ その時はこの白ひげが黙ってねぇ〜からなぁ！！！ グララララ〜」
白ひげさんの言葉が予想外で⋯⋯
でも、その予想外は私にとってとても胸が熱くなるような言葉だった。
「白ひげさん、ありがとうございます。
娘って言ってもらえて⋯⋯すごく嬉しかったです」
少し落ち着きを取り戻した皆んなの様子を見て、今まで嘘をついていた事を謝罪した。
「皆さん、すみません。今の会話で分かってしまったと思うのですが、私⋯⋯実は女なんです！ 訳あって男性のふりをしていました。皆さんを騙すような事をしてしまい、ごめんなさい！！」
頭を下げれば、静寂した空気が流れる。
誰も言葉を発しない所を見るとーー
やっぱり、怒ってるよね⋯⋯。
そう思っていたのだが
「「「「「「よっしゃアァァァー！！！！」」」」」」
どういう訳か、大歓声が船の上に響き渡っていた。
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奏(Kanade)(プロフ) - 天然水さん» ん？？ エースは白ひげですが、6章の時点ではエースはまだ、白ひげに入っていない時期設定にしてますよ^ ^8章くらいでようやくエースは、白ひげに加入してますので、そこら辺まで読み進めていただけると嬉しいです(*^^*) (2022年7月27日 20時) (
レス) id: 04bd4eadaf (このIDを非表示/違反報告)
天然水 - エースは白ひげ海賊団ですよ (2022年7月27日 19時) (レス) @page15 id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)
なこ(プロフ) - 本当にすいません、ありがとうございます！ (2019年1月4日 23時) (レス) id: 2200da3900 (このIDを非表示/違反報告)
Kanade(プロフ) - なこさん» いえいえ、こちらこそ配慮が足りずにすみません。7章フラグを外しまして、R話は引っ越ししましたので、見られるようになっていると思います。もし、見ていて何かありましたら、いつでもご指摘くださいね(^^) (2019年1月4日 3時) (レス) id: 30b1d9cda3 (このIDを非表示/違反報告)
なこ(プロフ) - Kanadeさん» そんなご丁寧にすいません…その優しさが嬉しいです！本当にすいません (2019年1月3日 21時) (レス) id: 2200da3900 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：奏 | 作成日時：2018年4月21日 22時
