21話 ページ22
『……全知全能』
(…はい)
『兄なの?』
(……はい)
『兄』
(…………まさかバレるとは思わないじゃん?なぁA)
『……!?兄』
(いやー今でAI風に喋ってたけど、もうそれも必要ないよね)
『…………寂しかった』
(おう、Aも、大変だったな、感情も戻ってきたか?)
『………』
感情…
私は今兄に会えて嬉しい
今で寂しかった
ポートマフィアに来て温かく迎えてくれて嬉しかった
コレが感情
『うん、戻ったみたいだよ、』
(そうか、それは良かった。これからが楽しみだな)
『うん!』
Aは今までで1番感情を表にだし、心の底から微笑んだ
(… もう、大丈夫だな)
『え?兄?』
(…知っての通り俺は魂を代償にしてるんだ。)
魂をを代償に、、、つまり
『あ、、その魂が、もうすぐ消える?、』
(そう、Aは頭の回転が早いな!もう心配はないさ)
『せっかく会えたのに??』
(ポートマフィアの人達。最初は警戒していたが、、中也と言ったか?)
中「嗚呼」
(Aを頼んだぞ)
中「!?嗚呼任せとけ」
(………A早くここに来ちゃダメだからな)
『あ、えッ…ッ??や、ヤダ!置いていかないで!!またひとりは嫌だ!!』
Aは叫んだ、涙ぐんだ瞳で
(ごめんな、こんな兄失格で)
中「そんなことはないと思うぜ?魂を代償にだっけ?そりゃ相当な覚悟がねぇと出来ねぇ、手前は兄として立派だ」
(!?そうか、ありがとう、、じゃあなA)
『グズっ、、うんまたね、いっぱい冥土話を持っていくから』
(おう!楽しみにしてるな)
異能力が消える音がした
『全知全能』
反応無し
『全知全能』
『全知、全知全能』
中也はAの後ろから抱きしめ
中「A、これからは俺が守ってやる」
『…うん』
太「そんなかっこいいこと言っちゃって」
森「随分と妹思いな兄だったんだねぇ」
『うん、、森さん、、いや、首領』
森「ん??」
Aは何かを決心した瞳で
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七巳流 - うん、やっぱ可愛いわ。中也の義妹ちゃん、さすが。 (2022年7月7日 20時) (レス) @page20 id: 6eaf293270 (このIDを非表示/違反報告)
七巳流 - はわわ、かかかわいい、かわゆい。尊い。 (2022年6月27日 20時) (レス) @page13 id: dff5778574 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:麗 | 作成日時:2022年6月19日 10時