誠実に、女の子を辞めたいです (ページ8)

今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:3,385 hit

角名倫太郎【同級生彼氏】ページ8

今日は女の子の日が2日目！

倫太郎からは

角「絶対に無理しないで

それとキツくなったら俺に連絡して」

じゃないと仕事に行かせないなんて言われた

私は貧血持ちでもなんでもないのに

倫太郎はホントに過保護なんだから

日「あ、Aさんおはようございます!!」

『日向、おはよう』

木「おぉ！A、おっはよぉ！！」

『おはようございます、木兎さん』

佐「.....おはよ...」

『おはよ！臣くん』

宮「Aちゃん！」

『侑くん。おはよ！』

宮「おはようさん

そや角名からAちゃんのこと見とって

言って言われたんやけど、なんかあったん？」

『なにも？』

も～倫太郎！

1番めんどくさいやつに...

宮「ならいいねんけど。じゃ、また後でな！」

侑に知られたらバカにされるか帰らされるだけだ

絶対に気をつけよ

基本的にデスク作業というかパソコンなどと向き合っていることが多いけど

案外これがきつい

集中できない日は終わるよね～

『一段落付いたし、練習覗くか』

立ち上がると突然目の前がくらくなる

あ"～目眩が気持ち悪い...

ずっと座ってたからな

これだから女子は嫌になる...

いっその事男子になりたかった

ｷｭｷｭｯﾊﾞﾝｯ

体育館に入ると同時に生暖かい風がふく

熱気がすごい...

体育館に入り監督たちのいる元へ向かう

ｸﾗ...

あ、ヤバい

今日乗り切れるかな

そんなこんなでやっと一日の仕事を終わり、

今はちょうど家に帰っている途中だ

ｶﾞﾁｬ『ただいまぁ』

リビングに入った瞬間何かがプツッとと切れて、

私はその場で意識を手放した

やば！寝てた！？

飛び起きるとそこは寝室で倫太郎が隣にいた

さすがに寝てるk「起きた？」

あ、起きてたわ

((￣▽￣;;)ｱ､ﾊﾊﾊﾊ…死んだ

角「俺行く前になんて言ったっけ？」

『ハイ』

ハイの一点張りで通そう

角「Aが仕事が好きなのは分かるけどさ、

仕事の前に自分の体調大事にして？」

いい？という倫太郎になんとも言えない

でも倫太郎が私を思って言ってくれているのが伝わってくる

『うん...ごめん』

私が男の子だったとしたら倫太郎は

こんなふうに心配なんてしなかっただろう

それならこれは女子である事の特権なのかもしれない

そんなふうに色々考えていると、

突然倫太郎が抱きついてきた

そんな倫太郎が何故か少し震えるように感じたのは気のせいだろう