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記念日当日 勝己side ページ5
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リビングだけ最大限に装飾し、皿に盛り付ける作業も終わらせた。温かい食べ物はまだ用意していない。
その時、ドアがガチャリと開く音が聞こえた。
「ただいま〜！ごめんね！少し遅れちゃった！」
玄関から離れたリビングまで届くぐらいの大きな声でAは言った。
「おー。おかえり」
何事も無いかの様にすんなりと言ってはいるが、手は温かい食べ物をひたすら皿によそっていた。Aがドタバタとリビングにやってくる音が聞こえるが、それ以上に俺もドタバタしている。
「お疲れ様！かっちゃん！…ってあ…れ？」
廊下とリビングの境目にあるドアを開けると、Aはびっくりした顔をした。この顔が見たかったと考えると、サプライズが大成功すぎて笑えてくる。
「今日、6周年記念。だから、お祝いだ」
「え……！すごい、かっちゃん！これ全部作ったの！？」
「…まあ」
部屋の装飾と料理と、部屋中を見渡して、まるで子供の様に見えた。
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ゆずな - この作品めっちゃ好きです！続き待ってます( *´꒳`* ) (10月23日 10時) (
レス) @page9 id: f39121074c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さっくぅ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/cjs146406/
作成日時：2019年6月15日 19時
