【爆豪勝己】幼馴染が有名アイドルになって帰って来た件最終章【ヒロアカ】 (ページ2)

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6周年勝己side ページ2

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「爆豪も、Aちゃんともう6年になるんだな～」

自分の話の様に、ご機嫌に切島はそう言った。約半年ぶりに、現場で再開した切島、切島と共に行動していた芦戸、耳郎、偶然現場で出会った上鳴と飲みに来ている。
この日は、ちょうどAと付き合って6年、7年目に突入する1ヶ月前だった。

俺らの記念日を公開していた訳じゃないが、SNSなどで、6年をかけてバレているのだろう。

「…うるせぇ」

「Aに何かする予定があるの？」

「まだ何も決めてねぇ」

「えー！もう1ヶ月前とかだよね？」と、芦戸が嘆いた声がした。
高校生の時は花束を、ヒーローになってからは、レストランを予約して祝っていた。
今回はと考えても、なかなかアイデアが浮かばなかった。時間が無いのは分かっているものの、何をすれば良いのか、ネタはもう尽きてしまった様な気がした。

「爆豪、料理できたよな？」

「あぁ…それなりにな」

「爆豪野菜切るの上手だったよね～」

「同棲始めてんだろ？料理で振る舞うとかは…！」

珍しく、上鳴のアイデアに賛同した瞬間だった。