私たち、兄妹なんだよ…?*5

113 ページ4

　
Aside




あすか「真由と…友達のA、今日泊まっていくから」


　


目の前にうつる まるでドラマのような光景



　


『かしこまりました。お荷物お持ち致します。』


　


白い手袋…?をつけたスーツ姿の執事が



あすかの荷物を預かり 私たちにも手をのばした


　


真由「やめてよ、気持ち悪い(笑)

　 うちはコイツみたいにお嬢様じゃないからーっ」


　


A「あ…っ、私も大丈夫です!!」





……って言っても私はハンカチと携帯しか持ってないけど



　

　


『失礼致しました。あすか様、お食事の準備はできておりますが』


　


あすか「A…お腹すいてる?」


　


真由「すいてる、すいてる!!

　 もう腹ペコ…!!(笑)」


　


あすか「だからAに聞いてんの!!」


　


真由さんすごいな…



もう何回か来てるから なれてるのかな


　
私はとてもこんな場所で大声なんて出せない


　

　


あすか「A、緊張しすぎ(笑)

　 執事とかメイドとかいるけど…気にしないで?」


　


いや…気にしない方がおかしいと思う


　



真由「ま、大丈夫だと思うよ?

　 ………アイツがいるしね、」


　


A「……アイツ?」


　

　
真由さんの言葉におもわず首をかしげた、その瞬間ー･･


　



　


　



？「ああああぁーーーっ!!!!! お嬢様、お帰りなさいませぇーっ!!!」



　

A「……………っ!?」
　
　
　
　
　
　

114→←112

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す