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カフェを出て少し歩いていくと、
野薔薇『あ、あれ狗巻先輩じゃない？』
「えっ！？どこどこ！？」
野薔薇ちゃんが指差す方を見ると、確かに棘先輩が真希さんとパンダ先輩と話ながら歩いていた。
「はぁぁ…尊…。」
野薔薇『そうやって口に出すのやめた方がいいわよ。気持ち悪いから。それに、ここで見てないで話しかけて来たらいいじゃない』
「無理無理無理！！！近づくとか失礼に値する！！」
野薔薇『なんでよ』
私は見れただけでも嬉しいから！と野薔薇ちゃんに伝え、その場を離れた。
狗巻side
真希『あれAじゃね？』
パンダ『本当だ、でもどっか行っちゃったな。』
真希『行かなくていいのか？棘』
「お、おかか！！」
行ったとしても何するんだよ、と思いながら否定する。
でも正直Aとはもう少し仲良くしたいとは思っている。
だが、何故だかいつも避けられているような気がする。
パンダ『元気だせって。明日話しかければいいだろ？』
「…しゃけ」
パンダ達には、言ってもいないのにAへの気持ちがバレている。
彼ら曰く、反応がわかりやすいらしい。
今元気だせ、と言われたのもAが行ってしまって寂しいという感情が出ていたからなのだろうか。
そんな事をぼんやり考えながら、明日こそはコミュニケーションをとろう、と小さく気合いをいれた。
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桜餅(プロフ) - ねねさん» 返信めちゃくちゃ遅くなってすみませんっ(汗)ありがとうございます！頑張ります(`・・´) (2021年5月20日 21時) (
レス) id: 7180c284c1 (このIDを非表示/違反報告)
ねね - 桜餅さんの作品、色々と読んでいます！凄く面白くできていますね！！このお話の続きを楽しみに待ってます！！頑張ってください！ (2021年3月21日 21時) (レス) id: 1efb73ea53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜餅 | 作成日時：2021年3月15日 10時
