逆トリップとかマジですか？？2 (ページ4)

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n回目の説明、そろそろ面倒ページ4

はい。私は現在、今来たメンバーにここの説明をしています。

「なるほどな…」

「ですが、ここが異世界なんて、信じられませんねぇ…」

まぁ、そうだろうなぁ。

「そういえば、監督生くんは、異世界出身ではなかったかな？」

「そうです！もしかしたらここが…」

「あ、ごめん、ユウくん。ここらまた違う世界なんだ。」

「どういうことだ、子犬」

クルーウェル先生がこちらを向いて質問した。

ひぇつ、お顔が大変よろしい…

いや、今はそれじゃない。

「この世界は皆さんがゲームのキャラクターとなった世界です。なので、ユウくんが言ってる元の世界とは違うんです。」

「そ、そうなんだ…」

「ごめんね、ユウくん。」

「ううん。大丈夫。」

「ゲーム…先程、A君が言っていたものか。」

「はい。」

「それで、帰る方法は見つかっているのか？」

「いえ、まだ。ですが、1つだけ…」

1つだけ、分かりそうな事がある。

「なんだ？」

職員全員が首をかけしげている。

「ユウくん、ここに来るまでなにしてた？」

「え？エースたちと一緒に廊下を歩いてたけど…」

「そう。そのエースくんは、こっちの世界に10日前に来ている。」

「10日前！？」

学園長がめちゃくちゃびっくりしてる…

「はい。ここにいる生徒さん全員、最低でもここで3日は過ごしています。」

「この事実から、元の世界の時間は止まってると考えられます。」

「時間が止まっている…」

「なら、納得できるな。」

え、バルガス先生が真面目だ。珍しい。

「とにかく、変える方法が見つかるまで、ここに滞在してください。外には出ないでくださいね！絶対ですよ！！囲まれても知りませんからね！！！」

その後、私は追加でベッドを注文する羽目になった。