俺と恋してみる?〜○○〜

23.観覧車（○side) ページ25

A:ひっく・・・・・ひっく・・・


.


俺の腕の中で小さくうずくまってるAはとても可愛くて・・・


弱かった・・・


いつもは強がって「寂しくないよ」とか言ってるくせに
実際は俺がほかの女褒めただけで泣いちゃうなんて・・・


いっぱい我慢させてたんだね?


.


○:ごめんね・・・


.


俺がそう言うとAは顔を上げた


まだ薄っすらと涙の残っている○んだ瞳で俺を見つめる


俺今絶対顔赤いぞ///


.

○:Aはやきもちさんだなぁ(笑


.


俺の精一杯の照れ隠し。


Aのことだから、その林檎のような真っ赤な顔で「バカッ///」とか言うんだろうなぁ〜

って思ってたけど


Aは消えてしまう程小さな声で


.


A:○に・・・だけだもん・・・


.

って。


○:え?


.


A:やきもち妬くのは○にだけっ


○:A・・・・・


A:○は・・・違うの?


○:ん?


A:○は私にやきもち妬かない?


.


妬くよ。


・・・死ぬほど妬いてるよ


でも、そんなことカッコ悪くて言えないだろ?


.


A:妬くわけ・・・・ないか・・・・


.


寂しそうな顔で言うAをじっと見つめると


.


A:うっ・・・そ・・・嘘!!だからさぁ・・・(笑)気にしない・・・で・・・


.


今にも泣きだしそうな顔で必死に笑って言うA


.


○:取り繕った笑顔なんていらない・・・。


A:へっ?きゃっ


俺はAを抱きしめた


そして、「こっち来て?」って言ってAを俺の膝に座らせた


もちろん対面させて


.


A:しょ・・・ぉ・・・?


○:・・・いて・・・・・・よ・・・


A:え?


○:妬いてるよ・・・・・俺だって

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