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「まだやめてなかったんだな、A」
声を聞いただけで条件反射で「すいません」と声が出て、体は震えていた。
自分の弱さが身にしみた。
「なにをご注文ですか、お客様」
松本さんが横から入ってきてそう聞く。
「休憩はいりな」と声をかけてもらったが足が動かない。
「彼女、無能でしょ。置いてても無駄なんですから、解雇した方がいいですよ。我々なら、上手い使い方できますから。なあ、A」
「すいません」
また出た言葉。
「無能なら要らないですね」
「分かってるじゃないですか」
「だから、あなた方には必要ないですよね。生憎この店にとっては有能でしかないくて、手放すには惜しすぎるんです。解雇して下さりありがとうございました」
松本さんは深く頭を下げた。
そしてこちらに振り向いてニコッと笑った。
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キララ - いつも楽しみにしてます！頑張って下さい！！ (2018年4月2日 21時) (
レス) id: ca16dc7601 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり - 面白いので続きをお願いします (2018年3月29日 16時) (レス) id: 008d99490d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢愛 | 作者ホームページ：http://ameblo.jp/yua-rashi/
作成日時：2018年3月28日 18時
