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ミコトside
隣から「きったなーい」という東海林のブーイングがとぶ。
いや、不意打ちでこれって。
吹くでしょ普通。
「えっ急にどうして？」
『んー、おもっちゃかりゃ？』
「…何て言ったんだろう」
「《思ったから》だと」
久部くん凄い、と感心する。
単純って思ってごめん。
『わしゃしはがいきぇんきにしにゃいかりゃなあ』
「あ、《私は外見気にしないからなあ》ですね」
「久部くん翻訳者？」
酔ってると確かにいつもの倍可愛い。
…って言っても、たった数時間しか一緒にいないけど。
《酔ってないときより》、かな。
『わしゃしもそんじゃけきりぇいだったりゃなあ…』
《私もそんだけ綺麗だったらなあ…》
あ、大体分かる。
それを悟ったのか久部くんは何も言わなかった。
充分可愛いよ、と言ったらダメかな。
ってかこれ以上綺麗になられたら久部くんが持たないよ。
『しょしちゃら、みんにゃからきりゃわりぇにゃいよにぇ』
《そしたら、皆から嫌われないよね》
息を飲んだ。
嫌われてたってこと？
嘘。
久部くんを見ると、言いづらそうな顔をしてて。
この人の過去が知りたくなった。
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桜絵笑美(プロフ) - らりさん» ありがとうございます！最初はこんな設定で良いのか、見てくださる皆さんは久部くんのこと好きなのに良いのか不安でしたが、そんなの吹っ飛びました！２０日が試験日ですので、終わったら大量更新しますね！ (2018年11月18日 17時) (
レス) id: 087612a236 (このIDを非表示/違反報告)
らり - 主人公の方が好き感低いタイプの小説初めてで、とっても面白いです。更新再開してもらってよかったです！忙しいとは思いますが、今後とも無理せず頑張ってください！楽しみにしてます。 (2018年11月18日 8時) (レス) id: 5a234b7cd0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜絵笑美 | 作成日時：2018年5月21日 1時
