闇“を”葬り去る (ページ9)

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ｻﾞｰｻﾞｰ

エレン「雨やまないねー」

A『そうだね』

あれから30分はたったが
雨は一向にやむ気配がなかった

A『どうしよっか？』

レックス
「もうこの際ぬれてでもいいから戻ろうぜ？」

ノエル「そうだね・・・。A、足は大丈夫？」

A『うん、大丈夫！！』

ノエル「・・・じゃないな。ほら、背中」

A『え、いいよ！ノエルの迷惑になるし』

ノエル
「僕は好きなようにしてるだけだから。迷惑じゃないし・・・、ね？ほら、おいで？」

本当にノエルは優しいな・・・

A『ありがと・・・ｯ』

ノエル「あぁ、レックス、エレン！行こう！」

私はノエルにおんぶされている状態で
皆と校舎に向かう。

？？「A姫」

A『・・・え？なに？』

ノエル「どうしたの？」

A『いや、誰かに呼ばれたよーな・・・』

？？「A姫、みーつけた」

A『ほら、今も聞こえた！』

レックス
「は？聞こえなかったぞ？頭いったか？」

エレン
「ごめん、私も聞こえなかったよ？」

A『えっ・・・嘘だぁ。』

私の空耳かなぁ、年？(笑)なんて考えて

私は後ろを振り返った・・・。そしたら

ｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞ・・・ｯｳﾈｳﾈ

A『・・・ｯ！？』

すぐ後ろに

すごく大きな影と

その中から生えている手が私達をおってきていた

A
『３人ともすぐに全速力で走って！！早く！』

私がそれを見て、すぐ理解したことは

《捕まったら、ヤバイ！！》だった

だけど・・・

ノエル「えっ・・・？」
エレン「どうしたの？」
レックス「お・・・い・・・」

私の言葉は遅かったみたいで・・・

私達は謎の物体に捕まり、

ｸﾞｲｯ

『「「「きゃあぁ！！／うわぁぁ！！」」」』

謎の穴に落ちていって・・・

ｺﾞｯ! ﾊﾞﾀｯ

ｽﾞﾙｯｽﾞﾙｯｽﾞﾙﾙｯ
「『「「・・・っ」」』」

何かに殴られて気を失った。