はらりひらひら ページ9
ズキンッ
しょーとが帰ってから少し経っていた。
マイナス思考ばかりだと本当に早く死にそうで、そんな事考えないで大人しく寝ていた。
なのに、なのに……
『なん、でっ………』
発作が止まらない、むしろいつもより酷い。
痛い、体が、心臓が、自分が。
心が。
待って、まだ生きたい。
みんなに会いたい、しょーとに会いたい。
______ヒーローに、なりたい。
もうマイナス思考なんて止めるから、お願い…。
そんな事を願っても、発作は悪化していく、体を徐々に蝕んでいく。
嫌でも分かる、嗚呼私は今から死ぬんだ。…と。
このまま死んでもいいかな、なんて思ったけどあまりに痛いのでナースコールを呼ぶ。
少しすると｢Aちゃん！！！分かる！？意識ある！？｣と切羽詰まった状態で先生が部屋に駆け込んできた。
意識を確認するのは仕方が無いだろう。
きっと今の私は今にも死にそうな顔をしているんだから。
色んな器具が私の体に付けられていく中、ガラッと勢いよく扉が開いた。
そこに居たのは
轟｢A！！！｣
息を切らせて涙ぐんでいるしょーとがいた。
神様、最期にしょーとに会わせてくれて……
『ありが、とう……』
残りの気力を使って呼吸器を取る。
しょーとは目を大きく見開いていた、先生達は私が何をしたいのか、私がどうなるのか分かっているようで目を逸らしている。
轟｢Aなに、『大好きだよ』…な｣
しょーとの頬に片手を当てて優しく口付けをする。
これが最期の私の愛情。
『みんな…大好き、だ、よ………』
_______私の夢を叶えてね
そして最期の私の願いが皆のところへ届くことを願って___。
2 枚 ハラリ。
残り ０ 枚___
・
・
・
私の桜は、無念に散った。
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あんみつ。(プロフ) - 麗華さん» うわああああ！！！そんな風に言ってくれるなんて…！！ありがとうございます！！！！作品まだまだ書いてますのでどうぞ暇な時にでも見に来てください！！！ (2018年9月2日 14時) (
レス) id: 117f0427c5 (このIDを非表示/違反報告)
麗華(プロフ) - やばいやばい。ほんとにごめんなさい(焦 (2018年9月2日 11時) (レス) id: 62c031fca8 (このIDを非表示/違反報告)
麗華(プロフ) - ごなをんさい｡誤字ってますね笑 思いました｡です｡ (2018年9月2日 11時) (レス) id: 62c031fca8 (このIDを非表示/違反報告)
麗華(プロフ) - 夢主ちゃぁぁん(泣 見終わってからも涙が止まりません…切ない物語ではありますけど､その中でも轟君と夢主ちゃんは恋人(好きあっていた)だったなって思いまし｡初作品でこんなに素敵な小説かけるのは才能ですよ!次の作品も楽しみにしてます｡ありがとうございました｡ (2018年9月2日 11時) (レス) id: 62c031fca8 (このIDを非表示/違反報告)
あんみつ。(プロフ) - けいさん» いい作品と言って頂けて嬉しいです！この作品がヒロアカ初作品でしたので不安しかありませんでしたがそう言って頂ける作品になって良かったです！こちらこそありがとうございます！はい、これからも頑張らせて頂きます！ (2018年8月22日 12時) (レス) id: 117f0427c5 (このIDを非表示/違反報告)
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