【ｄ！】どうやら、軍人らしい。【sha】【完結】 (ページ4)

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３話ページ4

sha「なぁ、あれなんなん？」

『え、あれは自動車.....車だよ』

sha「くる、ま....」

シャオロンは私の服の裾を掴みながら物珍しそうに周りの物を見る。
わ〜.....
深夜だから人そんないないけど、視線が辛いんじゃ。
子供と大人か。(大人は正解)

『シャオロン。こっからは静かにして』

sha「てっ、敵か！？！？」

『違いますよぉ。単に静かにしてほしいだけっす。
あと、途中で言ったけど敵とか戦争はないからね？？？』

sha「慣れないわ.....」

『あと、ウザくても殴るな蹴るな殺すな。』

sha「分かっとるって！！」

『本当か......？』

武器を家に置いてきたが、隠し持っているんじゃないか.....？
半信半疑でコンビニの中に入る。

「らっしゃっせー.....」

うわ、１番今会いたくないタイプ。
やる気のないデブおとk(((デブは可哀想
んじゃあ、ぽっちゃり野郎(野郎を外せ野郎を)

『ついてきてー』

sha「.....」ｺｸﾘ

おぉ。
ガチで静かにするじゃん。
てか、“静かに”を“黙れ”って解釈してない？？？この人？？？？
まぁ、トラブルがなければいいか。

『鮭でいい？』

私は鮭おにぎりを指さしてシャオロンに聞く。
てか、おにぎりって分かるのか？？？

sha「.....」ｺｸﾘｺｸﾘ

シャオロンは分かっていなさそうだが首を縦に振った。
......なんだろう。
尊い。
ｽｩーーーー...
抑えろ、その気持ち。

私はそんな事を真顔で考えながら、
レジにおにぎりを出した。

「あ゛ー......320円っすー.....」

『......(ヤバいムカつくヤバいヤバいヤバい)』

「ピッタリっす。ありゃしたー.....」

私とシャオロンは黙ってコンビニを出た。

....

sha「なぁ、アイツ殺したいんやけど」

『ムカつくわ彼奴。でもね、殺ったらアウトだから。手出しちゃだめよ？？？』

sha「へーい.....」

もうやだ。
コイツ心配だわ.....(過保護)
明日から１週間休みだからいいけど、休みじゃなかったらどうしましょどうしましょだったよ.....

『もう、鮭おにぎり食って寝るか』

sha「なぁ、おにぎりって何？」

『やっぱわからんかったんかい!!えっとな、おにぎりっていうのは＿＿＿＿