【ｄ！】どうやら、軍人らしい。【sha】【完結】 (ページ16)

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１５話ページ16

「珈琲です。」

『ありがとう御座います』

rb「……………」ﾋﾟｼｨｨｨ

あ、陰キャだ。
可哀想に←
仕方ねぇ。声、掛けてやるか………

『らっだぁは何頼むの？』

rb「あ、俺？んー………珈琲？」

『じゃあ、店員さん。珈琲をもう一つ』

「畏まりました」

そういって店員さんは違うお客さんのところに行く。
此処、意外と繁盛してるんだね←

『おいシャオロン。珈琲だ』

sha「え、あ、ありがと…………」

私がシャオロンに珈琲を渡すと、おずおずとシャオロンは珈琲を受け取った。

『なに？此処には陰キャしかいないの？私もだけど』

rb「はぁ〜…………」

『何のため息？』

私はそんな事を言いつつ、珈琲を飲む。
うん。
相変わらず美味しいな。

sha「……………」

『シャオロン？』

sha「っあ？なんや？」

『いや…………なんかぼーっとしてるなって。らっだぁ嫌だった？？？』

rb「A〜〜〜？？？」

いやだってさ。
らっだぁ来てから喋ってへんもん、コイツ。

sha「……………………………まぁ」

『やっぱりな。私もらっだぁヤダ』

rb「は？お前、奢んないぞ？？？」

『いやー！今年はらっだぁサマ時代っすわ！らっだぁサマと居られるだけで嬉しいですわ！』

rb「………………奢ってやる」

『きゃー！らっだぁ格好良いー！』

sha「(ちょろ…………)」

おぉ。シャオロン。
かっこの中身が丸見えだわ。
まぁ、私も思ったけど←