【ｄ！】どうやら、軍人らしい。【sha】【完結】 (ページ11)

今日:2 hit、昨日:6 hit、合計:29,165 hit

１０話ページ11

ASide

ー朝ー

『失礼しまーす…………』

私は一応ドアをノックし、ドアを開ける。
返事くる前に開けるってノックの意味ないよな←
部屋に入ると枕に顔を埋めて寝ているシャオロンの姿があった。
寝顔もイケメンじゃねぇか←

『シャーオロンっ！おーきーろー!!』

私はシャオロンの肩を揺らす。
シャオロンはゆっくり目を開けた。

sha「んぁ？？？あと、1時間…………」

そして、眼を閉じた。
まーて待て待て待て待て

『長いわ！！起きろ!!!!!』

私はシャオロンの背中をバンバン叩いた。
こちとら眠いんじゃ！

sha「んならぁ……A…………寝よーぜ………」

『ﾌｧｯｯｯ!?!?』

シャオロンは私の腕を引っ張り、
腕の中へ連れ込んだ。
ちょっ！

『シャオロンっっっ！！近い!!!!!』

sha「うるしゃい………Aも眠いんやろぉ？」

『眠いけど！！！！近い!!!!』

シャオロンの心臓の音が耳に響く。
うわぁぁあああ！！！！

sha「んすぅ…………」

『寝やがった………………』

私の肩に顎を置いて寝たぞ、コイツ。
はっずい…………
そして、サラッと私は抱きまくらになった。
腹に手を！！！
何故！！！！

『シャオロンっ………！やっ……！』

sha「ん…………？っA!?!?!?」

あ、覚醒した←
シャオロンはもの凄いスピードで私から離れる。

sha「ななななななな/////!?!?!?」

『シャオロンおはよう。』

sha「なんでお前っ！」

『起こしに行くって言ったじゃん………そしたら、君に腕引っ張られて、あんな状況になっちゃったのよ………』

sha「マジカ…………スイマセンデシタ…………」

シャオロンは私に向かって綺麗な土下座をする。
もう二度として欲しくない。
心臓に悪い。

sha「てかお前、彼氏おらんの？」

『は？いいいいいいいいませんけど？？？？』

sha「おらんのか………w」

『うっさい黙れポメラニアン』

sha「え、お前しょzﾝｸﾞｯ」

私はシャオロンの口に手を置く。
コイツは何言おうとしとんねん、ゴラァ。

『マジで黙れ？？？？お前を襲おうと思えば襲えますけどぉ？？？？』

sha「ﾌﾟﾊｯ……………マジで言っとる？」

私がそう言うと、シャオロンが私の手を取って真剣な顔でいう。
え、何コイツ。
襲おうと思えば襲えるでしょ、多分←
まぁ、私は綺麗なほど恋愛経験無しなので知りませんが。

『はぁー………調子狂うわ………』

sha「…………」

『朝ごはん、食べるからついてきて』

話を逸らすようにそう言った。