03.まんば君の家 ページ5
まんば君に連れられて来た所は、この辺で最も家賃が高いと言われている高級マンション。
これはまた…随分と凄い所に住んでいるんですね…。まんば君の家はかなりのお金持ちだと察しました。
「どうした？」
「いえ…」
きっとご両親が有名な方なんでしょうね。
豪華な出入り口から、まんば君は手の指紋認証と部屋番号を入力し、ドアが開いた。
そこから入った所にあったエスカレーターで最上階へ。
「着いた。ここが今の俺の家だ」
「おお…これは、凄いですね…」
一言で言うと、超絶豪華な高級ホテル。
一人暮らしの広さとしては大き過ぎる。洋と和を兼ね揃えた綺麗な部屋だった。
ベランダも広い。友達を呼んでバーベキューが出来るぐらいだ。
「一人暮らしでこの広さ…凄いお金持ちなんですね、まんば君」
「親が、な…。それより、その服をどうにかしたいが…。まずは風呂に入れ。風呂はそこの右端のドアだ」
「では、有り難く」
まんば君は木で出来たこれまた高級感溢れるタンスから、バスタオルと着替えを取り出し、それを受け取った。
入ると、お風呂も豪華で、まるで銭湯に来ている気分になる。
「はぁあ〜…」
パシャンッと湯船に浸かる。
お風呂にゆっくり浸かれるとは…いつぶりでしょうか。前まではシャワーを浴びれるのがやっとでしたし。嬉しいです。
しばらくお風呂に入った後、まんば君から貰ったバスタオルと着替えを使う。が、サイズがやはり大きく、ただのTシャツがワンピースの様になった。
「…まあ、仕方ありません。まだ6歳ですし」
タオルで髪を拭きながら扉を開ける。
と、学ランからラフな私服に着替えたまんば君が、キッチンに立って何かを作っていた。
そう言えば…お腹も少々空いて来ました。もうこんな時間でしたか。
時刻は18:21、夕飯の時間だ。
「まんば君、お風呂ありがとうございました」
「ああ、もう上がった…の……か！？あ、あっつ！」
「だ、大丈夫ですか！？」
目が合った途端何かに驚いたのか、オタマから溢れた汁が指にかかる。
「だ、大丈夫だ！」
「早く水で冷やして下さい、火傷が残ってしまいます」
「わ、かった…わかったから！そこを動くなっ！」
「？」
駆け寄ろうとした足を止める。
顔が赤いですね…。風邪？いえ、でもそんな風には見えませんでした。では何故…？
「……」
「…A？」
元々血行がいい方です。でも、それが赤くなる理由とは関係ありません。
……わかりません。
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橋本アリィちゃん(プロフ) - とても面白かったです！もし続くようでしたら、続きを楽しみに待ってます！(*´ω｀*) (2021年9月26日 5時) (
レス) @page31 id: 1849d0f1e6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - ぎゃんかわ…これからも無理せずに頑張ってください！楽しみにしてます！ (2020年1月7日 12時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
サヒア(プロフ) - テクノさん» 癒されてあげられている様でとても嬉しいです^ ^ (2019年3月21日 0時) (レス) id: f3e12664ea (このIDを非表示/違反報告)
サヒア(プロフ) - 通りすがりさん» 教えて下さり、ありがとうございます！自分なりに訂正したのですが、まだおかしい点がある様でしたらまたご指摘お願いします！ (2019年3月21日 0時) (レス) id: f3e12664ea (このIDを非表示/違反報告)
テクノ(プロフ) - まんばちゃんと主ちゃんがかわいくて癒されます (2019年3月21日 0時) (レス) id: 5d0adffebe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サヒア | 作成日時：2018年4月1日 21時
