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え？まず何でこうなった？
お爺ちゃんが私に託してくれたのは“力”だけじゃなかった？
其の儘体質まで引き継いちゃったの？
「一寸〜？」
……真逆、お爺ちゃん。
判ってたとか、ないよね？
「私を無視しないでくれ給えよ〜」
お爺ちゃん、昔から隠し事多かったけど全然教えて呉れなかったし、判らなかったしなぁ。
「…流石の私でも此処まで放って置かれると、悲しいのだけど」
『…完全に聞こえていないな。矢張り俺が視えた事が怖かったのか？』
…うん、諦めるしかないよね。
…うん、諦めて受け入れなさい私！
ぐっと力瘤を作って決意した。
幽霊が視えても視えなくてもどちらでもいいと。
怖いけど、なんとかなる事を信じようと決めた。
「頑張れ私！……って、如何したんですか！？」
顔を上げると、何故か其処には何処かどよ〜んとした空気を纏った太宰さんとお兄さんが居た。
な、何があった！？
こんなに落ち込む程辛い事が今の数分で！？
「お嬢さん…中々やるじゃあないか」
「え、あの、えと…何かすみません…？」
『怖がらせて済まない…』
「え、や、その…大丈夫です、よ？」
わ、私のせいなの！？
如何すれば！？と慌てていると、ぐうと何かが鳴る音がした。
え？と思い乍音の聞こえた方を見ると、「おや？」と一言呟いた太宰さん。
如何やら太宰さんのお腹の音だったらしい。
若しかして、お腹空いてるのかな？
「あの…お腹空いてるンですか？」
「そうなのだよ、聞いてくれ給え。私、此処に来た時に好い川を見つけてね、入水しようと飛び込んだのだよ」
「はあ……ん？じゅすい？」
「そう、入水。自 殺だよ」
「は」
「それで其の時にね、財布が流されてしまって、今私は一文無しと云う訳なのだ」
困ったね〜と笑う彼に返す返事に大変困った。
後ろの男性は肯定するかの様に頷いている。
入水…自 殺…！？
此の人…し、死のうとしてるの！？
そんなの…っ
私は慌てて太宰さんの包帯が巻かれた手を握った。
「莫迦ですか！？駄目です死ぬなんて！」
「え…」
驚いた顔をした太宰さんは、私を見つめる。
此の人に何があったかなんて知らない。
だけど、自 殺をしようとする人を放って置ける訳も無かった。
「私は貴方に何があったかなんて知りません。けど！死のうとする前に生きる意味を探して下さい！」
＿＿＿＿＿絶対に見つかります！
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9Sに殺されたいロリコン - あ…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………キモくてすんません (2019年8月31日 20時) (
レス) id: 23809db5c5 (このIDを非表示/違反報告)
9Sに殺されたいロリコン - すみません……この子が可愛すぎて悶てるわぁっ！！あぁっ！！喰いたい。（真顔）安室さんの女スカ？ (2019年8月31日 20時) (レス) id: 23809db5c5 (このIDを非表示/違反報告)
サヒア(プロフ) - リリンゴさん» 本当ですか！？有難うございます！続編を作ってる最中なので、是非出来たら其方も読んで頂けると嬉しいです！ (2019年7月16日 23時) (レス) id: f3e12664ea (このIDを非表示/違反報告)
リリンゴ - おもしろいです！最高ですね！ (2019年7月13日 18時) (レス) id: 547ee901cf (このIDを非表示/違反報告)
サヒア(プロフ) - 綾乃さん» 綾乃さん！いいお名前…！有難うございます！頑張らさせて頂きます！ (2019年7月7日 20時) (レス) id: f3e12664ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サヒア | 作成日時：2019年4月16日 1時
