【コナン×ぬら孫×刀剣乱舞】審神者退職したけど現代まで付いて来るとか思わなんだ

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あら！なんて可愛らしい女子高生！
ひとりはイケメンガールだけど。



「毛利さんに鈴木さん、世良さん！」



少し驚いた表情でリクオが三人を呼んだ。


なるほどなるほど？

リクオの目線順で考えて、ロングヘアの子が毛利さん、カチューシャの子が鈴木さん、イケメンガールが世良さんってとこかな。

もしかしてクラスメイトかな？



「珍しいね、奴良君がこっち方面にいるなんて」
「確かにそうね。いつも誰かとすぐ帰っちゃってたし」



あ、それ氷麗か青だな。
あの二人リクオの側近で護衛だし。



「なあ奴良、その人達は？すっごい怪しい格好してるけど」
「ちょ、世良さん！」
「まあ、確かに怪しいわよね〜」
「園子まで！いきなり失礼だよ！」



……そんなに怪しいのか、この格好。
次からはサングラスだけにしよ。


誤解？を解くべく、私は被っていた帽子とサングラスを取って素顔を見せる。
それに見習ってまんばもサングラスを取った。



「えーっと、初めまして！奴良Aです、この子の姉やってます！」



リクオの肩に手を添えて明るく自己紹介をする。笑顔を忘れずに。

第一印象が大事だからね。



「で、こっちが…」

「山野切国だ」



みんなで考えた偽名だ。

流石に国宝の刀の名前を名乗るのは、色々おかしいと思われると思ったから。

自己紹介すると、ほぁ〜…と何故か三人共頬を赤らめていた。
恐らくまんばがイケメン過ぎるからだろう。



「三人はリクオのクラスメイト、かな？いつも弟がお世話に…」
「ちょ、ちょっとやめてよ！恥ずかしいだろ！？」
「えー？なんでよ、挨拶するのは当たり前でしょ？これからもクラスとかでお世話になるんだから」
「そ、れは…そう、だけど…」



そんなに恥ずかしがる？

ハッ！
もしや…この三人の中にリクオの恋する相手がいるからか！？



「こっちもお世話になってるし、僕達も自己紹介しないとね！僕は世良真純」
「あ、そうだね。毛利蘭です」
「私は鈴木園子！てか山野さんイケメン過ぎじゃない？Aさんも美人だし…あ！もしかして彼氏？」



真純ちゃん、蘭ちゃん、園子ちゃんね。よし、覚えた。

そしていきなりの恋バナを振ってくる感じやっぱ女子高生なんだなぁって思う。


苦笑しながら否定しようとしたら、まんばが何故か私の肩を抱き寄せた。



「そう見えるか？」

「なっ…！？」



何故！？

そしてそんな笑顔でそんな爆弾発言言うのやめて！？
色々後で怖いから！






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