episode2 ページ2
ガラガラ。
うわ。寒い。
「失礼します。」
いつも思う。職員室寒すぎない？？
エアコン何度に設定してるの？
そんな事を考えながら、先生の元へ。
「高木先生。おはようございます。生徒会の仕事とはなんでしょうか？」
高木先生。生徒会顧問的な先生。
眼鏡をしていて国語の先生。
昨日お風呂上がりに電話をいただき、学校へ。
高木「暑い中、済まないな！」
「いえいえ。」
いや。結構暑かったよ。それに電話じゃだめなの？
なんて心で愚痴。
高木「Aの家は確か、宿だったよな？」
「はい。」
私は小さな旅館を経営している。
汐見という旅館。たびたびお客さんがはいりなんとかやっている。
高木「実はこの辺で映画の撮影があるらしく、この学校を使うらしい。」
へぇー映画か。
高木「そこで共演者さん達がその旅館を利用するらしい。そこでだついでに学校案内などをしてもらいたいと思っている。」
まじか。
ついでに学校案内？？？
無理無理無理。
「ちょっとそれは。。。」
高木「頼むよ。お前にしか頼めないからさ。」
普段高木先生は、私達にあまり強要はしない。
生徒たちの生徒会を先生の言いなりで決めることではない。
という方針らしいので。
だか、今回はちょっと違う。
珍しいく、強要してくる。
はぁーやるしかないのか。
1つため息をつき。
「分かりました。」
高木「助かった！また近いうちに連絡する。」
「はい。」
高木「あとこのことは内緒な。」
「はい。」
なんか大変な役を引き受けてしまったな。
そんなことを考えながら家に帰った。
、
それから連絡が来たのは5日後だった。
高木「明後日からこちらに来るそうだ。」
明後日か。
この夏休みは旅館の手伝いもあるからな。
早めに課題終わらせなきゃ。
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作者名：なつこ | 作成日時：2020年9月21日 15時
