桜田学園レイン部。-1- (ページ6)

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翔「でもさ、問題はホントの部活の方だよね。」

「だろうなぁ～・・・こうして変装しなきゃいけない位でしょ？相当だろうね。」

潤「今年って新入部員入れんの？」

和「よっぽどの人材が居ない限りはお断りでしょうね。」

「ここの受験生の大半が、この部活目的で来てるのに？(笑)」

和「しょうがないだろ。俺は出来ればこの6人でやりたいの。」

「嬉しい事言ってくれるね～(笑)私も環が言ったようにスゴい人じゃない限りは無しで良いかな。」

翔「新入部員？」

「うん。」

そうして話していたら長い長い道のりは終わっていて、目の前には昇降口が。

「お、着いた。じゃあ入りますか。」

翔「オッケー。じゃあ中ズック履いたら階段前で集合な。」

「了解。んじゃあ入ろっか。」

5人「おう！」

そう言って男子5人は右にある下駄箱へ。私は左にある下駄箱へと向かった。

案の定、校内はまだ混んでいて進めるか不安な状況だけど・・・とりあえず進んでみよう。

下駄箱から集合場所の階段前までは、約50mぐらいしか無いんだけど、その50mでさえも人が溢れている。

とりあえず中ズックを履いて廊下を歩く。

5人は既に階段前で待ってるっぽい。だって男子の下駄箱からの方が、階段に近いんだもん。(笑)

翔「夏目！こっち！部室行くぞ！」

人混みを何とか掻き分けて、5人と合流した。

「すんごい人だねww」

雅「んねwビックリした！(笑)」

「まぁ、とりあえず部室に行こうか。」

潤「そうだな。早くしないと階段にも人来るぞ。」

「早く行こっ！」

私たちが目指している部室は2階にある。

果たして無事に辿り着けるのか・・・心配です。(笑)