桜田学園レイン部。-1- (ページ19)

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翔くんがマイクの電源をOFFにする。

「いやぁ～、終わったね！(笑)」

翔「終わったね(笑)」

「あ、ニノやん、潤くん、相葉っち、さとぴ。ちゃんと話振れなくてゴメンね？」

和「ホントだよ～。」

雅「んーん、大丈夫だよっ！」

智「大丈夫だよ～。最初と最後に振ってもらえたし、満足満足♪」

潤「まぁ、Aの仕切ってる所が見れたから良いよ(笑)」

「ホントごめん……私だけ喋っちゃって・・・もっと皆に振れるように頑張ります……( ；∀；)」

和「まぁ…いつも翔ちゃんに仕切ってもらってますからね・・・初めてにしては良くやったんじゃないですか？」

「ニッ……ニノやーん！！。・゜゜(ノД`)」

私はそう言って、ニノやんに抱きついた。

和「何すかイキナリ！気持ち悪いなぁー！」

まぁ、予想通り突き放されましたけど。

……とにかく。放送が終わって一安心した私たちは、一旦部室に戻る事に。

とりあえず今の時間を確かめる。

今の時刻は2:00。

「あ、2:00じゃん。青志くん戻ってんじゃない？」

潤「そうだな。……じゃあ、部室戻るか・・・」

体育館に向かったのが、大体1:35だとしても・・・25分しか経ってないのか……。

何か、25分の間に色んな事が起きすぎて25分経った感覚が無いわ・・・恐ろしい(笑)

とにかく、私たちは放送室を後にした。

部室へ戻ると顧問用のイスに、青志くんが座っていた。

私らを見ると、戸惑いの表情を浮かべた。

「青志くん・・・情けない顔してるよ(笑)」

青「しょうがないだろ。松岡先生とやっとこさバトンタッチしてココに来ようとしたら、いきなりお前らの放送が始まるからさ～、何事かと焦ったじゃないか。俺が必死で焦った分の時間を返してくれ・・・ホントに心配掛けやがって……」

「ゴメンゴメン(笑)ちょっと緊急事態が起こっちゃって・・・そこから注意を反らす為に放送したのw余計な心配掛けさせちゃってゴメンよww」

青「緊急事態……？」

「ん？……あぁ。(笑)私と相葉っちとさとぴで体育館行ったらさ、2人がバレちゃって(笑)それでw」

青「そうだったのか……それは災難だったな・・・」

翔「あの……バレてしまった以上、今までの軽い変装を続けるにはムリがあります。もう少し変装した方が身のためかと……」

青「・・・そうだな……校長に相談してみるよ。」

翔「…ありがとうございます。」