桜田学園レイン部。-1- (ページ12)

今日:20 hit、昨日:0 hit、合計:9,946 hit

@10 ページ12

受験生「はっ……はい！」

「・・・あ。試験中の皆ステキだったよ！後悔はしないようにね♪……って、試験終わってからじゃ遅いか(笑)…んじゃ。またいつか……ね♪」

―ｶﾗｶﾗｶﾗ、ﾊﾟﾀﾝ―

受験生「え……？今のってどういう事……？」

松「アイツら、ここ2年位前から試験会場に偵察行ってんだよ。」

受験生「うっそ……見られてたんだ……。気付かなかった・・・」

松「まぁ、気付かなかったって事は集中してたって事だから良いんじゃないか？……とりあえず、これ以上ココに居ると、他の所回れなくなるぞ？ほれ、散った散った！あ、Aと松本に会ったのは内緒だぞ。分かったか？」

受験生「……はい！」

そう言って受験生は廊下を歩いていった。

―ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ―

松「A、さっき何で出てきたんだよ。焦っただろーが。」

「だって、顔出しNGじゃないし。先輩になる身として挨拶したかったのー。」

パスタを頬張りながら、理由を説明する。

松「……まぁ、話が分かる奴らで良かったよ。しつこい奴らだったら評価落としてやろうかと思ったよ。」

智「松兄ぃ、それは言い過ぎ(笑)」

和「桜田学園の新たな顔を、教師が潰してどうするんすかw」

松「……冗談だって！(笑)そんな事したら俺はクビになっちまうw」

・・・絶対に少しは本気で思ってたでしょ、松岡先生。

ビミョーに、隠しきれてないから(笑)

「あれ？今年は何時まで開放してるんだっけ。」

潤「えっと～……午後の4:00までだね。」

今の時刻はお昼の1:30。開放が終わるまでしばらくの時間がある。

「あー・・・まだまだじゃん。皆は？何すんの？」

翔「んー、特には行く所も無いし……部室に居ようかなぁ・・・」

潤「俺は、ちょっと調べものがあるからココに残るわ。」

雅「俺も特にする事無いよ！でも、ご飯食べたから動きたい気分！」

智「俺は～……どうすっかなぁ・・・分かんねぇ。」

和「俺は隣でゲームでもしてます。」

「そっか～、松岡先生は？」

松「悪いが、俺はこれから校門の整備頼まれてんだ。2:00になったら田茂先生戻ってくるから。」

「了解でーす。」

翔「Aは？どうすんの。」

「ん～、体育館行ってこようかな。」

雅「あ、俺も体育館行きたい！」

智「俺も行こっかなぁ～・・・」

……って事で、3人で体育館に行ってきます。