捨て猫 ページ4
それから10年が経ち、少女も物分りが良くなってきました。
ですが、成長すると共に
性格も暗くなっていきました。
ある日、少女は御屋敷を出て散歩していました。
何も考えないで、ただひたすらに歩きました。
……いえ、ただ単にぼーっとしてました。
そのせいで、帰ろうと思った時には辺りは暗く
そして、あまり外に出ることのなかった少女は街の奥まで進んでしまって
帰り道が分からなくなってしまいました。
15歳だが精神年齢6歳の逆コ○ン少女は
早く家に帰りたくて走りました。
ですが、家とは違う方向を走ってしまいました。
遂に帰れない、と分かってしまう程
遠くまで来てしまいました。
これからどうしよう、真っ先に考える事はこれでした。
「家に帰れないなら、何処かに泊めてもらうのがいいのか……」
でも、少女は一銭も持ってませんでした。財布を家に置いてきてしまったのです。
「どうしよ……」
ぽつ、ぽつ
「？あ、雨。」
運悪く、雨まで降ってきました。
傘もない、傘を買うお金もない。
取り敢えず、何処かで雨宿りしようと近くの屋根のあるところへ行きました。
「これじゃ捨て猫……」
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真琴(プロフ) - 早永さん» ありがとうございます！ (2019年7月22日 18時) (
レス) id: 124ec2db48 (このIDを非表示/違反報告)
早永(プロフ) - ふぁいと〜 (2019年7月22日 18時) (レス) id: cd880b444a (このIDを非表示/違反報告)
真琴(プロフ) - ですね！絡めてます！せろくん笑そうですね笑こっちでもよろしくです！ (2019年7月22日 17時) (レス) id: 124ec2db48 (このIDを非表示/違反報告)
アミ(プロフ) - おおー！シフォンケーキと絡めてる…？絡めるっていう表現が変だけどまあいいや！題名のオレンジから真っ先に瀬呂くんを想像した私とは…とにかくこれからも更新頑張ってください！ (2019年7月22日 17時) (レス) id: f2af3865a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真琴 | 作成日時：2019年7月22日 17時
