第二十八話 ページ29
朝御飯を食べ終わり、ひとしきりの説明を済ませると、望さんは自分の部屋に戻った。
望さんが私に嘘をついているような感覚を覚える理由は結局のところ、何なのか分からない。
自分の勘違いということにしておきたい。
まあ、いい。
私の部屋を確認しに行こう。
階段を上がり、障子を開けるとものもちりも一つない畳の部屋が姿を現した。
私はこれからここに住むのだ。
具体的な期間は決まっていない。
でも、きっとここに一生いられるわけでもないだろう。
もしかしたら、家に居られるようになったら見限られるかもしれない。
いやでも、望さんに限って・・・。
段々、不安が押し寄せて来る。
でも、ここにきて一日もたっていないけれど、考え方はずいぶん変わった気がする。
私は変わったんだ。
変わってしまったんだ。
もしかして、私は平和ボケしてへんやろか。
大丈夫、大丈夫と自分に言い聞かせる。
家が嫌い。苦手。
ああ、なぜ、こんな気持ちになるん？
同じ家に人がいると分かっていても、一人になれば怖くなる。
一人が怖い。
家が嫌い。苦手。望さんもそれに共感してくれた。
あれ、望さんは家が嫌い。でも、家で仕事をする。なぜ？
私に何か嘘をついている・・・。
ブーブーブーブー
スマホが震えた。
手に取り、画面を明るくした。
来たのは中間からのLINEだった。
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Yellow girl(プロフ) - ご愛読ありがとうございました (2019年4月21日 14時) (
レス) id: 27310b0535 (このIDを非表示/違反報告)
Yellow girl(プロフ) - ヒット数が1200を超えました。ご愛読、ありがとうございます。 (2018年12月28日 17時) (レス) id: f0bca6cee7 (このIDを非表示/違反報告)
Yellow girl(プロフ) - のんはるさん» いつも、指摘して下さってありがとうございます。これからも頑張ります。亀更新ですみません (2018年12月28日 17時) (レス) id: f0bca6cee7 (このIDを非表示/違反報告)
のんはる - 1つ、義正さんになってますよ。テストお疲れ様でした！ (2018年11月28日 23時) (レス) id: e3f7f52a11 (このIDを非表示/違反報告)
Yellow girl(プロフ) - 明日からテスト一週間前のため、更新が出来なくなります。 (2018年11月18日 22時) (レス) id: f0bca6cee7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Yellow girl | 作成日時：2018年10月10日 18時
