第一話 ページ2
「名簿の名前をご確認の上、身分証明書をご提示ください。」
私は名簿の中から『長良未久』を見つけた。
受付嬢に運転免許証を見せる。
「はい、長良様ですね。番号は23番です。あちらの控室でお待ちください。」
番号札とプロフィールカードを受けとる。
「はい。」
いつもの半音高い返事。
スマートに免許証を財布にしまうと、控室の方へ向かった。
受付に背を向けた私は笑みをこぼした。
血の様に真っ赤なワンピ。
長い黒髪は束ねておらず、ここに来るまでに美容院によってきた。
黒のチェーンバッグも髪色にそろえてきた。
ホテルの中は西洋のお城の中のようで、豪勢なシャンデリアやピカピカに磨かれた大理石の床がきらめいていた。
23番の席に着く。
会場入りするのは私が一番最後だった。通りで受付で後ろに並ぶ人が一人もいなかったわけだ。
パーティーは始まった。長々続く主催者側の挨拶。いつも似たような挨拶やよね。
今日の標的は金持ちの優男だ。積極的で美人な女が好きな奴が引っ掛かりやすい。
「さあ、自己紹介タイムスタートです。」
いよいよ、パーティー、いや狩りのスタートか。
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
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Yellow girl(プロフ) - ご愛読ありがとうございました (2019年4月21日 14時) (レス) id: 27310b0535 (このIDを非表示/違反報告)
Yellow girl(プロフ) - ヒット数が1200を超えました。ご愛読、ありがとうございます。 (2018年12月28日 17時) (レス) id: f0bca6cee7 (このIDを非表示/違反報告)
Yellow girl(プロフ) - のんはるさん» いつも、指摘して下さってありがとうございます。これからも頑張ります。亀更新ですみません (2018年12月28日 17時) (レス) id: f0bca6cee7 (このIDを非表示/違反報告)
のんはる - 1つ、義正さんになってますよ。テストお疲れ様でした! (2018年11月28日 23時) (レス) id: e3f7f52a11 (このIDを非表示/違反報告)
Yellow girl(プロフ) - 明日からテスト一週間前のため、更新が出来なくなります。 (2018年11月18日 22時) (レス) id: f0bca6cee7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Yellow girl | 作成日時:2018年10月10日 18時