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第8話 ページ9

さて、ぼっちも免れた所で荷物をとって帰ろうかな。


「じゃあね。了くん、また明日」

「はい。お気を付けて。」


本当いい子なんだなぁ、なんて思いながら教室を出て昇降口へ向かう。


今日は濃い1日だったなぁ。


明日は保健の先生と入学式の時に声をかけてくれた子にお礼しなきゃ。


あとは...


確か明日委員会決めがあるって予定表に書いてあった気がする。


クラス委員はテストに出られなかった時点で論外だから...放送委員...いや、図書委員...うーん、やっぱり保健委員かなぁ。


なんだかんだで中学生の時も3年間保健委員だったし。


色々な考えを巡らせつつ、私は入学初日を無事(?)終えることとなった。

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作者名:桜空。 | 作成日時:2016年8月23日 22時

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