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第6話 ページ7
「夜明了くん、だっけ...」
ふと呟くと、誰もいないと思っていたところから声がしたからなのか私が名前を知っていたからなのか彼の背中が驚いたようにピクッと動いた気がした。
「あなたは...」
入学式で倒れた緒方さん...、と彼が言った。
いや合ってるけど!!傷をえぐらないで...(泣
私の心の内に気付いたのか、彼は目を見開いてから「言葉の選び方を間違えました。すみません」と付け加えた。
「ううん、大丈夫。気にしないから」
事実だし。今はそれくらいしかイメージないもんね。知ってた。
これからいいイメージを植え付けていこう。そうしよう。
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作者名:桜空。 | 作成日時:2016年8月23日 22時