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第4話 ページ5
テストが終わったなんて。
私は何のために昨日勉強したんだ!!
時計を探して見ると時間は4時過ぎ。確かテストが3時10分頃までだって言ってたから...テストどころかみんな帰っちゃってるよこれ。
とりあえず教室に荷物を取りに行って帰ろうかな。
「先生、ありがとうございました。」
「あら、帰るの?気をつけてね。」
「はーい」
もう倒れないように気を付けるのよ、という声を背中に受けてドアを開ける。
あ、そういえば。
「先生の名前をお伺いしてもいいですか?」
「保健医の犬飼よ、犬飼すみれ。宜しくね。」
振り返って聞くと微笑みながら返事をしてくれた。
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作者名:桜空。 | 作成日時:2016年8月23日 22時