＿《３５》＿ ページ14
≪智side≫
思いっ切り泣いて、スッキリしたあと
にのが心配になってきて、相葉ちゃんを松潤に任せ
翔ちゃんの病室に行く。
病室に入ると、丸椅子に体育座りで座ったまま寝ているにのがいた
にのもこんな格好で寝れるんだー
風邪引くし、起こすか。
「にーの、起きて？風邪引くよー」
「……んっ……大野…さん？」
「ふふっ、おはよーにの」
「…えっ、あ、おはようござい――いっ！？」
足を伸ばそうとしたら、激痛がはしったようで
顔を歪ませるにの。
あんな格好して寝てれば、そーもなるよねー
「変な格好で寝るから…」
「あなたに言われたくないですよ！」
「まぁ、まぁ。…で、翔ちゃんの具合はどう？」
「……相変わらずです。
心臓もちゃんと動いてる様だし
他の器官にも大した損傷は見られなかったみたいです」
「…じゃああとは意識だけってことか」
「とりあえずは…ね。
これから、悪化する恐れもあるって」
「そっか…。
相葉ちゃんね、もし今日中に起きたとしても
ショックが大きすぎて、忘れてる可能性は充分あるって」
「……もうすぐで、今日も終わりますけどね」
真っ直ぐ窓から見える外を見つめるにの。
真っ暗な空に、月が輝いていて
その月はもう頂上付近に達していた。
こんな雰囲気、あん時以来だなぁー…
「もう、寝よっ？
俺らの体が、保たないよ
看護士さんが、俺らが泊まる部屋用意してくれたしさ」
雰囲気が嫌で、無理やり話題を変える。
壊れる訳でもないのに。
「…そうですね。明日も、そばにいてあげなきゃいけないし。
潤くんは？」
「相葉ちゃん見てくれてる。
俺、呼んでくるから
にの先行っててくれる？
この病室の右隣だから！」
「うん、分かった」
その返事と共に、病室を出る。
やっぱ今日のにのは、暗いな…
いつも、あんなに明るいのに。
だから、接しにくいんだ。
って、理由つけて避けてる自分が一番憎いんだ。
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智mi。(プロフ) - 和梨さん» ありがとうございます☆頑張ります！ (2013年10月27日 16時) (携帯から) (
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和梨 - これからも頑張ってください (2013年10月27日 16時) (レス) id: 98c277f637 (このIDを非表示/違反報告)
智mi。(プロフ) - ケイさん» 応援ありがとうございます！これからもお願いします☆ (2013年10月27日 0時) (携帯から) (レス) id: d85d9fa761 (このIDを非表示/違反報告)
智mi。(プロフ) - まみさん» はじめまして！ありがとうございます♪頑張りますね！ (2013年10月27日 0時) (携帯から) (レス) id: d85d9fa761 (このIDを非表示/違反報告)
ケイ(プロフ) - 応援しています(^-^) (2013年10月13日 22時) (携帯から) (レス) id: 777e118427 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：智mi。 | 作成日時：2013年9月11日 8時
