【ブルーロック】エゴイストの支柱

番外編！あでぃしょなるたいむ！(オリジナルストーリーです...) ページ13

「ねーねー、みんなってバレンタインもらったことある？」

「えっ、急になんだよ若瀬...俺は昨年はなかったぜ。ケガでそれどころじゃなかったし」

「へぇ〜...千切くんモテそうだしケガでももらえそうなんだけどねぇ」

意外だな...うちの学校に千切くん居たら確実に毎年すごい量だよ

「蜂楽君は？モテそう!」

「俺?ゼロだったな〜俺結構変な目で見られてたからさw！」

「えー、うそぉ。見る目ないねぇ周りの人も」

「あ、じゃあ今村くんは！？なんかいっぱいもらってそう！」

「フフフ...聞いて驚くがいい！102個だ！」

「えぇ〜！すご！モテるんやね」

102...これ以上の人いるかなぁ

「おい若瀬、逆にお前はあげたことあんのか？」

國神くんバレンタインイベントをなんだと思ってるのかね...

「えーと、國神。バレンタインってどういうのかわかる？」

「さすがに分かるぞ。てか俺は姉と妹がいる。毎年作ってたからな」

あー、なるほど。それご家族が恋愛に縁があっただけだね

「んー...あるけど。でも友達にあげてたね。友チョコだよ」

「ほうほう、つまり若瀬ちゃんは本命にあげたことがない...!」

「ちょ、蜂楽！うちまだ好きな人すらできたことないからそういう文化知らない！」

残念ながら告白もされなかったし、好きな人もできなかったし、恋人すら今まで一回もいない


悲しいなぁ...

「え、意外だな。女子って中学からそういうのに興味出し始めるのかと思ってた」

「いやその認識であってる。うちが特殊なだけかと」

「じゃあさじゃあさ、もしかしたらブルーロックが初めての青春の場所かもよ！」

それってつまりこの監獄でそういうコトがあるかもしれない...ってコト!?

「うわぁ〜、想像したらなんか恥ずかしくなってきた！この話題やめよ！」

「にゃはは、顔真っ赤〜」

「それって少しは期待してっるってことかw」

「期待してますぅー！経験がなくて悪いね！」

一瞬だけ、話してたみんなの目がギラついた気がした。

なんでだろ...とりあえず早く切り上げたいな...



「なぁ成早...あそこはなにを話してるんだ」

「さぁーね。恋バナには俺ついてけないね。今までバイトでそれどころじゃなかったし」

「大変だったんだな...」

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