9人を照らし続ける太陽 Ⅲ (ページ19)

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うん、と一言だけ発して青の上下の下着と赤のベビードールを私の方に差し出した彼

渡「俺と涼太の色だしこれでいいでしょ」

いやここでゆり組はいらないわ

とつっこみたくなる気持ちを抑えて

『……うん』

自分では決めきれないのはわかっていたので翔太くんが選んだ方を撮影で使う事にした

残りの下着類はひかるくんの色でもある黄色を選びなんとか衣装は選び終わった、、、、問題はだよ…

今日下着の撮影って聞いてない！！！！！！

心の中で叫べばメイクさんがすみませんメイクするのでと断りを入れてきたので翔太くんに先に行ってもらい私はとりあえず青の下着に着替えて掛けてあったバスローブを下着の上から身を包む

今日は水着って聞いてたのに…そう思っていた、いやそうなんだよ。水着の撮影なんだよ何度もマネさんに確認したし

するとピコンッとLINEがはいり開けばマネさんから

マネージャーごめん!下着の撮影だった!!

ふざけないでおくれよ、、、、

取り敢えず了解しました～大丈夫です！と返信を送り楽屋に戻りメイクさんにお化粧をしてもらう

メ「ほんと肌綺麗…」

『そうですか？メイクさんの方がお肌綺麗ですよ』

雑談を交えながらいつもより少しラメの入ったブラウンのアイシャドウに控えめにそして少しタレ目気味に引いたアイライン。

『しょーたくんできたよ』

そう言って振り向くと彼は何故か

『なんであんた上裸にスーツなの？』

渡「知らん。俺に聞くな」

『もう企画の趣旨がわかんない』

渡「いや、ほんとそれなんだよ」

撮影まで少しだけ時間あるしと二人でスタジオの方に顔を出すといかにもな感じのバスルームと反対側には白いキングサイズ程の天蓋付きのベッド。

これさ……まさか

『翔太くん』

渡「多分これ噂のセッ」

『やめろ』

『翔太くんちょっといい？』

渡「ん？何？」

『緊張やばいからふっかの変顔写真とかない？』

渡「大量にある任せろ」

いや私から言ったけどさ任せろって何任せろって、

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