9人を照らし続ける太陽 Ⅲ (ページ43)

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You side

パパが倒れてから数週間、一般病棟に移った為面会も以前より楽にできるようになりパパの元へ行くと色んな先輩方、後輩が足を運びに来た

私が居ても邪魔になるだけだから来る度に部屋を出ていたら

「傍にいていいから」

『…ぱぱ、』

風「ほら、おいでAちゃん」

『風間くん…』

風間くんにも手招きをされ少し渋ったが2人の傍に行けば満足そうな顔をされたのでちょっぴり嬉しかった

そんなある日滝沢くんから病室に来いとのメールが、って…私はもうこのメールが来た時には病室の前に居たんだけど…

『失礼します、パパ来たよ』

滝「お前早すぎ」

『だってそこでメール来たんだもん仕方ないよ(笑)』

「懐かしいねこのやり取りも」

『…メンバー以外の前じゃ滝沢くんには敬語だしね、』

滝「ちゃんと分けれるあたりお前偉いよ」

ありがとうございますと少し皮肉っぽく言い残りの15人を待つ

すると少しずつだが沢山の人の足音が近づき来たかぁと思い何故か身構える

失礼しますとの声と共に姿を現したのは…SixTONES、SnowManの15人

皆私が先に来てる事は想像済みだったらしくお前早いよ(笑)と滝沢くんと同じ反応を見せた

滝「…お前らに話がある」

滝沢くんの子の一言で少し和やかだった雰囲気が一気にピリつき背筋が伸びる

滝「ジャニーさんと話し合った結果お前たち16人、SnowMan、SixTONESは来年に同時デビューさせる」

『…っ、』

この時は何故か嬉しかった筈なのに大声でやったー！と叫ぶまでもなく全員がはい、と首を大きく縦に振り頷いた

その後続けて滝沢くんが8.8のJr祭りで公表するからそれまでは先輩、後輩誰に対しても口外するなとの忠告

『……』

デビュー、、、ね…

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