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撮影日なんだけど ページ29

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結局あの後私の寝室で自分の物かのようにベッドに潜り込み寝た樹。




そんな樹に蹴飛ばされて目が覚めた私は


夜中にいそいそと来客用の布団を出して私も寝たから朝起きたら少しだけ腰が痛かった






『…ゆごくんにチクッとこ』





朝の支度をしながらゆごくんに取り敢えずLINEだけ入れて






『…樹〜起きて〜』




スヤスヤと眠る彼を揺すって起こそうとするが んん、と言うだけで起きる気配がない彼






『樹朝だよ〜!朝!』




先程より強く揺するがまた起きる気配もないので






『…樹!!!!樹!助けて!樹!!!!ねぇ!!!!』




田「…ぁ!?ん!なになに!?」




一応若手人気女優の肩書きを持ってるので?田中を騙す程度の芝居は朝飯前ですよね





『やっと起きた、樹今日仕事でしょ?』


田「…ん、あぁ…ってぇ、」


『浴びるように飲むからじゃん、ほら、水飲みなよ』



そう言って起きて早々頭を抑える彼に水を渡すとゴクゴクと喉仏を上下させ一気に飲み干した





『私そろそろ出なきゃだから…合鍵あるよね?』


田「んー、」


『…朝作ってるからそれ食べて適当に出てよ?』





傍から見たら新婚みたいな夫婦のようなやり取り、





田「ねー、無理しないでよ?」




まだ寝起きだからか掠れた声で私の背中に向かってそう投げかけた樹




分かってるよ、と声を掛け樹に作った朝ごはんにラップをかけて







『いってきまーす』



田「行ってらっしゃい」





玄関まで見送りに来てくれた彼に手を振りドアをガチャン、と閉めた






あ、朝ご飯食べれるかな…

食に無頓着で少食な樹でも食べられるように少ない量にしてるけど、




トーストとコンソメスープと目玉焼きくらいなら食べてくれるよね、









田「んま、やっぱりみやの飯美味いわ」






彼がそう言ってるのを想像しながら迎えに来てくれたマネさんの車に乗りこみ現場に向かう









がんばろ、









独りの仕事にも慣れないと








.

さぁ、やりますか→←.



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Rika - 初めまして。お話が凄く良かったです。続き楽しみにしてます。 (2020年7月29日 11時) (レス) id: feb3738261 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 美紀さん» こちらの方にもコメントありがとうございます。コメ主様のコメント励みになります、コメ主様もくれぐれも体調にはお気をつけください。 (2020年7月27日 13時) (レス) id: 3a7eb7200f (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 作者さんのSnowManの小説見させてもらってます最高です掛け持ちで大変だと思います頑張ってください応援してますコロナウイルスと熱中症流行ってるので気をつけてくださいねSixTONES大好きです (2020年7月26日 15時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年7月22日 12時

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