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「何の騒ぎだい」
「!!幸村、真田、柳....桜井があの強い1年と戦ってるんだ」
「先輩、あの強い1年に負けたようですね?」
「っ...」
ゆっきー毒舌やなぁ
まぁ赤也は実際強いからまぁ仕方ない?いやでも...んんー練習量増やすか...?んんー
「ねぇあんた考え事する暇あんのっ?」
『おっと、大丈夫だよ。...ほら、切原君が“手加減”しているおかげでずっとラリー出来てるんじゃない?』
「ってめぇ...」
側から見れば押してるのは赤也
けど主導権は私が完全に握ってる
赤也は私に打たされている
データテニスも出来るがこういうタイプには直感的に私が完全に主導権を握るテニスをする
精神も削られるかもね
赤也のサーブから1ポイントも取れてないからイライラしてるなぁ
長く続くラリーの中一つサーブが打たれた音がした
音共に赤也と打ち合っていたボールは何かにぶつかりネット側でぼとりと落ちる
ゆっきーが放ったボールでラリーしていたボールに当てたのだ
流石だねゆっきー
「そこまでだA、遊び過ぎ」
『ごめん、つい楽しくて』
「そう、でもここからは俺らに任せてくれ」
『うん』
ゆっきーにコートを明け渡し蓮ちゃんの方へ行く
「ごたごた言ってねぇで早くしてくんない?なに、あんたが相手してくれんの?」
「ああ、しようか」
目座ってまっせ幸村様...
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作者名:秋 | 作成日時:2017年9月10日 0時