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第32幕 ページ33

海斗side
俺がteam柊の卯川と揉め事を起こしたその日の夕方。星谷たちと別れランニングに行った。





ランニングを終え寮に帰ろうとすると、前に夜桜がいた。

柚「、、、あれ、、、海斗もランニングだったの?」

海「ああ、夜桜はいつもこの時間に?」

柚「ううん、いつもは朝なんだけど掃除当番あるときだけ夜走ってる」

海「そうか、、、でも夜桜が夜、走るのは危ない」

柚「?どういうこと」

、、、相変わらず自覚なしか。

海「、、、だからその、、、良かったら、、、一緒に走らないか?」

柚「、、、え」

海「嫌だったら別に良いんだ!、、、けど、、、1人より2人で走った方が良いと思っただけだ」

俺の提案に驚く夜桜。


柚「別に嫌じゃないよ。明日から一緒に走る?」

海「!ああ、、、」

柚「、、、でも海斗。変わったね。今まで1人でやり遂げてたのに、、、悠太達のおかげ?」

海「そっそんなんじゃない!、、、ただ1人で上に行く事を止めただけだ。俺にはチームがある」

柚「そっか」



海「、、、夜桜。今日は本気で怒ってくれてありがとな。お前の怒ったところは初めて見た」

柚「いくら知り合いでも晶の発言は許せなかっただけだよ。月皇は常に頑張ってるからさ」

夜桜の言葉に嬉しく感じた。

海「ありがとな、、、」

柚「ううん。私のこと名前呼びでいいよ」

海「ああ」





中学から一緒だった柚希。

話しも合うし、何より家族の事で一番理解してくれた

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作者名:佐倉茜 | 作成日時:2021年10月23日 0時

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