17 ページ18
することが無くなり1人朝食を食べようとした時誰かがリビングに入ってきた。
エ「…おはよう」
『おはようございます。』
エ「なんかいい匂いするんだけど」
『あ、ごめんなさい。勝手に朝ごはん作っちゃいました。』
エ「…俺らのもあるの？」
『はい、一応皆さんの分も』
エ「食べたい」
『あ、はい！温めるんで座っててください』
バタバタとキッチンへ向かいご飯をよそいエイジの所へ。
『おまたせしまた。』
エ「ありがとう。いただきます」
人に感謝をされてご飯を食べてもらうことがこんなに嬉しいなんて今まで気が付かなかった。
エ「笑った顔初めて見た」
『え？』
エ「笑った顔。今嬉しそうな顔してたから」
無意識に笑ってた。
なんだか、少し恥ずかしい。
エ「隠さなくていいよ。俺笑ってる方が好きだから」
一瞬ドキッとした。
好きだから。
なんの意味もない言葉に反応してしまった。
『ありがとう…』
私たちは無言でご飯を食べ続けた。
会話がなくても誰かと食べるご飯はとても美味しかった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 184人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まぁちゅ(プロフ) - あまり無理せずに頑張って下さい！楽しみにしてます (2019年5月5日 15時) (
レス) id: 62d81fc1a7 (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - きぃ（22）さん» ありがとうございます！もう少しお待ちいただければと思います(._.) (2019年3月26日 9時) (レス) id: 6400c0deab (このIDを非表示/違反報告)
きぃ（22）(プロフ) - 続きが楽しみです！ (2019年3月25日 2時) (レス) id: 82768276e2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：りな | 作成日時：2019年2月20日 21時
