決意�� ページ30
野坂「証拠ならある、決定的な証拠がね！」
御堂院「ふははははは！！どこにそんなものがある！」
野坂「それは頭(ここ)です！僕の頭の中に出来た腫瘍はアレスシステムに使用される薬によるものです。僕はこの腫瘍を摘出せずにアレスとの関連性があるかを調べてもらっていました。この僕の頭に残る腫瘍こそが、アレスを潰す為の生きた証拠なんだ！！」
御堂院「命をかけてこの私を陥れようというのか？」
野坂「さすがに手術の出来る限界が残り三カ月と言われ少し焦りましたけどね。」
御堂院「貴様あああああ！！！」
その時、灰崎は持っていたサッカーボールを蹴り御堂院に当てた。
灰崎「これでアレスの天秤は終わりだ！！」
その後、二人はエレベーターで一階まで降りた。一階まで降りると杏奈が待っていた。
灰崎「俺、先に行ってるぜ。」
野坂「嗚呼…どうしたの、杏奈さん？」
杏奈「野坂君…私っ…あなたのこと…！」
野坂「悪いけど、そういう話は聞きたくないんだ。」
杏奈「え…？！」
野坂「変なフラグが立っちゃうだろ？」
杏奈「でもっ…でも野坂君の時間は…！！」
野坂「時間はまだまだあるさ、僕はこれから手術を受けるんだ。」
杏奈「手術…治る見込みのない手術なの…？」
野坂「違うよ、治る見込みのある手術さ、今まで手術をしなかった理由はアレスシステムの不具合の証拠を僕の病気自体で証明するためだったんだ。」
杏奈「じゃあ…！！」
野坂「元気になってみせるよ、絶対に、もっとサッカーやりたいしね！」
杏奈「野坂君…！良かった…！」
野坂「僕はそろそろ行かないと。」
杏奈「もしかして、月雲さんの所？」
野坂「嗚呼…僕にとって大切な人だからね。」
杏奈「…やっぱり、分かってたわ。野坂君の目は他の人と違って月雲さんを見る時優しい目をしていたから。早く彼女の所へ行ってあげて。」
野坂「杏奈ちゃん、ありがとう。またね。」
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その頃、月雲はいつもの河川敷で歌を歌っていた。
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梅雨の真ん中
今日は雨上がり
生温い風
静かな夜道を
通り抜ける 夏が近い
光り輝き
この目を奪い
手にしたくなる
触れてみたくなる
あなたはこの蛍のよう
もういいかい まだみたい
もういいかい その心
あなたの気持ちが見えない
望むほど苦しくなる
それでも嫌いになれない
ふわりふわりと
宙を舞う蛍
少し離れた場所から
見るのが一番いい
そっと そっと
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Fantomu∞Rosario - ナハトさんこんばんはFantomu∞Rosarioです！！先程こちらの作品を読ませて頂いたところ永星編の試合は終わり次は利根川の試合となってますが圧倒的な状況の中ヒロインのチームは勝てるんでしょうか(((((゜゜;)今後の展開を期待してます(*´∀`)♪ (2019年5月27日 20時) (
レス) id: 09a4a3c559 (このIDを非表示/違反報告)
Fantomu∞Rosario - ナハトさんこんにちはFantomu∞Rosarioです！！最新第２作品おめでとうございます(*´∀`)♪先程こちらの作品を読ませて頂いたところ今は雷門と永星の試合ですが一体この試合はどちらが勝つのか次回を楽しみにしてます！！ (2019年5月25日 17時) (レス) id: 09a4a3c559 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナハト | 作成日時：2019年5月23日 20時
