覚悟�� ページ11
円堂「さぁ、これに勝って次は決勝だ！！」
全員「おう！！」
万作「あちらさんは相変わらず、指揮が高いな。」
ピー！
後半開始のホイッスルが鳴り響き、利根川東泉のキックオフで試合が開始された。雷門は最初からボールを取れずに攻められていた。利根川東泉はパスをしながら上がっていく。その時、万作がボールを奪った。
明日人「チームが一つになってる、あんなにチームを纏められるなんて…あれが円堂さん…雷門中の元キャプテン…。」
道成「嗚呼、俺とは違いすぎる…。」
明日人「キャプテン？」
道成「俺なんかにはっ…到底…。」
明日人「そうでしょうか？」
道成「え…？」
明日人「キャプテンはこの試合までの間、メンバーの練習メニュ―をチェックし、声をかけ続けてきました。俺は、そんなキャプテンの努力、見てきました。円堂さんは確かに凄いです、でも、今のこのチームを救えるのはキャプテンだけだと思います！」
道成「っ…！！明日人、俺やっと吹っ切れたよ、俺は円堂守にはなれない。だから俺は、俺なりのキャプテンでいく！！」
明日人「キャプテン…！！」
道成「…皆！聞いてくれ！！」
日和「キャプテン…？」
道成「敵チームのチームワークと試合に対する姿勢は非の打ちどころのないほど完璧だ。それは、あの伝説のキャプテン、円堂守が生み出したものだろう。俺はあの円堂守には遠く及ばない、だがこれだけは聞いてほしい！サッカーは11人でやるものだ！伝説のキャプテンはうちにはいないけど、サッカーを楽しむことはできる！」
奥入「サッカーを楽しむ？」
剛陣「優勝を前にしたこの状況で、サッカーを楽しむだと！？」
道成「星章学園に大会を期したあの日から、俺達は勝つために走り続けてきた。現に、勝ってやりがいも感じた！だが、俺は何かが違うと感じていたんだ。不思議なことに、俺達に敗れた世宇子は満足そうにしていた。何故だ？俺は直ぐにその意味が分からなかった。でも、円堂さん達のプレーを見てやっと分かった！いや、思い出したんだ、サッカーは本当に楽しいものなんだ！だって、島にいた時、あんなにサッカーは楽しかったじゃないか！俺は見てたぞ、剛陣、夜中まで一人でタイヤを引きずっていたのを。ドリブルを何時間もやり続けていた氷浦を、倒れ込むまで走り込んでいた万作を。俺は、勝ち上がるにつれて皆、苦しそうに見えた。お前達がここの所やってきた無理な特訓は、俺達が好きなサッカ―なのか！？全員が、レベルアップしたチームに着いていくのが必死だった。必死にやりすぎて、俺達はサッカーの楽しさを忘れていたんだ！」
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Fantomu∞Rosario - ナハトさんこんばんはFantomu∞Rosarioです！！先程こちらの作品を読ませて頂いたところ永星編の試合は終わり次は利根川の試合となってますが圧倒的な状況の中ヒロインのチームは勝てるんでしょうか(((((゜゜;)今後の展開を期待してます(*´∀`)♪ (2019年5月27日 20時) (
レス) id: 09a4a3c559 (このIDを非表示/違反報告)
Fantomu∞Rosario - ナハトさんこんにちはFantomu∞Rosarioです！！最新第２作品おめでとうございます(*´∀`)♪先程こちらの作品を読ませて頂いたところ今は雷門と永星の試合ですが一体この試合はどちらが勝つのか次回を楽しみにしてます！！ (2019年5月25日 17時) (レス) id: 09a4a3c559 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナハト | 作成日時：2019年5月23日 20時
