検索窓
今日:8 hit、昨日:4 hit、合計:2,363 hit

ページ19

ミヨ「また後でLINEするねぇ」


「またねー」


どうしよう、怖くなってきた……。


静かすぎて余計に不気味に感じるが、階段を降りてホームに向かった。


さっそく、ミヨに1通のメッセージを送る。


”ライブ誘ってくれて、ありがとう
またいつか行こうね!!”


しかし、既読がつかない。いつもなら、すぐに返信してくれるのに。


反対側のホームに目をやると、私は違和感に気が付いた。


ミヨの姿が見えない。他にも何人かいたはずなのに、完全に1人だ……。


すると突然、天井の蛍光灯がチカチカしたかと思えばホームの電気が全て消えた。


「!?」


どうなっているの?


助けを呼ばないと───。


魔物「こんばんは……」


背後から声をかけられて、恐る恐る振り返ると全身、黒服を着た男が立っていた。


この人……、ライブの時にずっと私を見ていた人。


違う、人じゃない。目が獣のように鋭く、裂けた口でニヤリと笑った。


化け物だ、逃げないと……。


走りだしたが、転んでしまい膝から血がにじみ出る。


「いたっ……」


魔物「やっと、結界が破れた。これで存分に喰える」


何を言っているの? 怖くて足が動かない。


もう、ダメだ……。


そう思った時だった────。


樹「花!! 大丈夫か?」


「えっ?」


嘘……、これ夢!?


「樹?」

第4章 真実→←★



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (3 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
14人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

まゆみん(プロフ) - ありがとうございます!できてます! (5月4日 23時) (レス) id: 66c22866d5 (このIDを非表示/違反報告)
桜もち(プロフ) - まゆみんさん» すみません、使い方慣れないんですけど、名前交換できてますか? (5月4日 23時) (レス) id: 6bb227e344 (このIDを非表示/違反報告)
まゆみん(プロフ) - 名前変換できません。 (5月4日 23時) (レス) id: 66c22866d5 (このIDを非表示/違反報告)
サビキ(プロフ) - 桜もちさん» 大丈夫です! (2月8日 14時) (レス) id: 0c1a93d251 (このIDを非表示/違反報告)
桜もち(プロフ) - サビキさん» サビキさんへ コメントありがとうございます。フラ設定offしたんですが、大丈夫でしょうか?まだ使いこなせなくて、すみません。😅💦 (2月7日 23時) (レス) id: 6bb227e344 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:桜もち | 作成日時:2024年2月2日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。