full moon 6

229月「黒田君を見つけ出して捕まえたらOKだよ♪」 ページ4

始が駆たちを呼ぶと
返事をして年長組の元に
全員集まってきた


涙「あれ…？
Aちゃんだ」
郁「本当だ桜！
どうしてここに？」
『えと…
簡単に言えば
るー君を迎えにツキノ寮に
来たら巻き込まれた…かな？
…えと』


涙たちが桜の存在に気が付き
話していると
その横で
陽と新がガッツポーズをしていた



陽「どこの誰だか
知らないけど
分ってないなんて言ってすまない!!
ちゃんと分ってた!!!!!!
やっぱバニーと来たらガールだな!!!
バニーガール最高☆」
新「あぁ
しかも普段の桜の格好に比べて
断然高い露出度!!
いいねいいね〜」
『ひぃ…
よ、夜さん!!
葵さん〜!!』



陽と新が桜を携帯カメラで
写真を取り出したため
二人の幼馴染の夜達の元に逃げ込み
二人の後ろに隠れる



夜「こら二人共
いい加減にしなよ!?」
葵「もう!!
桜ちゃん嫌がってるでしょ!!」
陽・新「えー」
始「二人の制裁はまた後にして…
話し始めてもいいか？」
陽・新「げ…」
駆「どうぞどうぞ」



隼がみんなの前にでて
口を開く



隼「それでは皆に
この状況を説明しようか」
新「じゃぁ…
五行でお願いします」
駆「短い!!!!」
隼「わかった…
それじゃぁね？」
駆「いけるんだ!?!?」
隼「・ツキノ寮の
マスコット黒田くんが
最近忙しい皆と
もっと遊びたい遊びたい
遊びたい〜と
強い思いを抱きました。
・それにお月様が答えました。
・ワームホールが開きました。
・すってんころりん皆が吸い込まれて
不思議なウサギの国にやってきました。
・帰りたかったら黒田君と遊ぶ
つまりこの世界のどこかに隠れている
黒田君を見つけ出して捕まえたらOKだよ♪
…ということだね☆」
全「おぉ〜」



見事五行分で
説明しきった隼に
歓声があがる




郁「本当に五行でやりきった…」
陽「ツッコミどころは満載だが
とりあえず状況は把握できたな…」
恋「陽
お互いツッコまずには居られない
ツッコミ属性だけど
ここは一つ我慢しよ？
なにせ…
ツッコミどころが多すぎて
いちいちツッコんでたら
話が進まない!!」
陽「そうだな
…つってもプロセラは
割といつでも
そんな感じだがな…」
郁「ファイト！陽」
陽「おいこら郁
お前も一蓮托生だかんな」


呑気に応援を送る郁に
陽はすかさずツッコム



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