記憶の嘘【番外編】 (ページ5)

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Aside

「さぁ、ショータイムだ！！」

高笑うシーザーを睨んだところでサボ達は戻らない。

向き合ってたサボはルフィの元へ向かった。
そして、ルフィの仲間とサボがルフィを傷付けている状況…。

だけど……魔法を舐めないでよね！

『……シーザー、斬られたいの？』

「ぐっ！読めんかった…！」

私は、シーザーの首元に鎌を当てた。

「…姉…ちゃん…」

「A、ゾロ達動かなくなったわ！そのままそいつ抑えてて！！」

『うん！…このまま洗脳を解除しろ。』

「………フッ、嫌だと言ったら？…ハッ！」

シーザーが私に不気味に笑いながら顔を向けると、持っていた短剣を腹部に突き刺した。

そこから毒ガスも入れられたので目が霞む…手も痺れる…

「A！！」

「姉ちゃん…くっ！あるはずだ、何か！」

「シュロロロー！思い知るがいい…俺の操り毒ガスをな！！」

「A！！操られてない？」

『平気…只の毒ガスを入れられた…くっ！まだ…倒れるわけにはいかない！！』

ルフィは何かに気付いた。

「………毒？コイツら、毒のせいでこうなってるんだよな？」

「うん！」

「いい加減殺られろ麦わらァ！大事な仲間にあの世へ送ってもらいな！さぁ、トドメだ！！」

ルフィに向かって必殺技が飛び交う寸前、本を捲り何か探してるよう…一体？

「やめてー！」

『みんな、やめて！！』