記憶の嘘【番外編】 (ページ4)

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Aside

ゾロはサンジと戦闘開始した。
ま、ルフィを狙うからサンジが守る為…ってことなんだけどね。

けど、このままじゃ全員殺られてもおかしくない！！

「“俺はまだまだ強くなれる。”」

『ゾロ…』

「コイツ、こんな時に！！」

ゾロまでもシーザーのガスに…。
このままじゃ！

「チョッパー、シーザーの毒ガスの成分を解析して解毒剤を作れる？」

「もちろんだ！サニー号に戻ってフランキー達とやってみる！！」

『チョッパー、お願い！』

「頼むぞ、チョッパー！！」

「任せろ！！」

アンの導きで小さな穴からチョッパーを逃し、その際、後ろからサボが来ているなんて気付かず、

「危ねえ！」

ウソップに助けられるとそのまま彼はガスの餌食となってしまった！

『ウソップ！！』
「ウソップ！」

駆け寄るも遅し…ウソップやナミを助けたサンジまでもシーザーに操られた。

なら……

「お前一人に何ができる？シュロロ…！」

『出来なくても、守るくらい出来るからね。ルフィは…みんなは魔女の名に掛けて助けてみせる！！』

私は、ルフィのお姉ちゃん…守るって決めたんだもん。

「姉ちゃん、下がってろ！あとは俺が、」

『見栄張るんじゃない！…でもさ、二人ならなんとかなるんじゃない？…もうあの時の私じゃない。勝つよ！！』

「姉ちゃ…おう！」

だけど、ボロボロのルフィに攻撃が集中する。
やはりシーザーはルフィに復讐する為だけに…！

「やめてーー！！」

ナミの声が響き渡った。
ボロボロのルフィは片膝を地面につけた。

『…サボ、みんなも…どうしてこんな事に。……全部アンタのせいだからね！シーザー！！』

「シュロロロー、お前らの相手は大事な仲間と島民全員だ！！さぁ、殺し合え…シュロロロー！！」

「屑よ…アンタ、最低の屑野郎よ！！」

『…サボ…』

私の目の前には操られたサボが立っている。
…痛いけど、我慢してよね！

『戻す為なんだから！！』

相棒の鎌を振り上げ突進する。
サボの鉄パイプと私の鎌が交差する。