心の絆を勇気に変えろ4 ページ12
空side
「デジタルワールドに来るの、久しぶりね。」
「そうですね…懐かしい。」
『綺麗な所ね…本当に。』
「やっぱり、都さんと伊織くんの服も変わってる…。」
「選ばれし子供って分かるから…とかかなぁ?」
「その謎は分かりかねますが…仮説は沢山立てられますね。」
「今の子供達は、そうなってるのね?…時代なのかしら?」
「空さん、お年寄りみたい!」
そうしてると、大輔のデジモンと思われる子が走ってきた。
《大輔〜!》
「ブイモン!」
《パタモンの仲間、見つけてきたよ!》
大輔のパートナー、ブイモンが後ろを向くと見慣れた姿が此方へ走って来てる。
「テントモン!」「ピヨモン!」
そして、もう一人…Aのパートナーも見えた…そう、見つかったみたいなの!
良かった…。
『…レナモン…レナモン!』
《A、すまない!一人で、心細かっただろう…?》
『ううん!無事でよかったよ…!』
二人は強く抱きしめ合った。
「良かったわね、A。」
『うん。空と光四郎も!』
「はい!」
みんなが再会に酔い痴れてる所に、黒い輪を付けたデジモンが襲いかかってきた。
あれは、確かスナイモン!
動けずに居る私をタケルくんが助けてくれた。
パートナー達は、必死に攻撃を仕掛けて遠ざけようとしていたけど効かない…。
《大輔!》
「おう!アーマー進化だな!」
大輔達が、進化しようとした途端、地面が割れ中からデジモンが…。
そのまま、大輔とブイモンは攫われてしまったわ。
「大輔…地面に連れ去られちゃった…」
「助けなきゃ…」
『此処は一旦逃げよう!』
「賛成です!此処に居てはみんなヤラれてしまいます!」
「そうね…」
そう、スナイモンの他にドリモゲモンとモジャモンが道を閉ざしてる状況。
打破する方法はアーマー進化のみ…。
けど、大輔は連れ去られてしまったから勝ち目はない。
「さぁ、行きましょう。」
「いやーー!!」
都ちゃんの手を取り、急いでその場を離れた。
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作者名:夜桜姫 | 作成日時:2020年4月10日 2時